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青春を象徴する木漏れ日は、いつも左側にある

皆さんは、青春を思い出す時何を思い出しますか?

僕がよく思い出すのは、教室の風景です。
みんなでバカ話をしたり、ロッカーの上に飛び乗ったり、黒板に落書きしたり。
誰もいない教室で告白、みたいな青春を過ごした人もいるんじゃないでしょうか。僕はそんなのしてないけどね。

さあ、皆さん教室を思い浮かべてください。
自分が通っていた学校のでも、ドラマや映画で観ていたものでも良いです。

前方には黒板と教壇、後方にはロッカー。
後ろにも黒板がある教室もありますよね。

生徒側から見た教室の右側には前後に引き戸が、左側には窓…そこから木漏れ日が漏れてきたりするはず…ん?

あれ、なんか思い出す教室って全部生徒側から見て右側がドアで左側が窓じゃない?なんでだろう。

気になって調べてみたら、日本のほとんどの学校は東西に長く、南向きに作られているらしく。
教室の黒板に向かって左手が南向きに設計されているから、生徒の右手は北側になる。
南側の窓から陽が入ってくるので、机の上のノートや教科書はいつも窓からの光ではっきりと見えるように設計されている…とのこと。

ええ!すげえじゃん!!


学校って、そんなに考えて作られていたのか。
そんなこと微塵も考えずに、渡り廊下の屋根の上を走ったりプールのシャワーでうんていしたりしてすみませんでした。

映画やドラマ、そしで皆さんの思い出の中にある青春の木漏れ日がいつも左側にあるのは、教育のことを考えた建築の賜物なんですね。
また一つ賢くなりました。

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