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同窓会というフィルターを通すと、、、

同僚の40歳女性からの話。

この夏、とあるきっかけで、小中学校の同窓会を開催することになり、その幹事をしているらしい。

そして、参加者が50人くらいいるとのこと。
なかなかの大ごとですよね。

僕個人としてはあまり同窓会というものに心惹かれるわけではない。もし、地元からそういう誘いがあっても多分行かないだろうな。個別で4、5人の飲み会とかだったらアリだけど。

でも、その50人の同窓会に思いを巡らせるのは楽しそうだ。

小中学生時代、そりゃもう様々な思い出があります。

・友情もの
・恋愛もの
・部活もの
・行事もの

挙げ出したらキリがないくらい。ジャンルだけでも。
僕個人の実話として、パッと思い出すだけでもこんな感じ。

●友情もの

小学校の5,6年のクラスメイトで、一番仲良かったバディのような友達が、中学校に入ってクラスが分かれてしまい、あれよあれよとヤンキー寄りになってしまい、中学校の3年間ではほぼ話すことが無かったひー君。

神間進の思い出人

●恋愛もの

5年生の時に引っ越してきて、一瞬にしてクラスのマドンナ的存在になった女子。ライバルが多いなか、運よく両想い(付き合うとかは無く)になったものの、一度もデートすらしたことなく6年のうちに自然消滅。
そして、中学校に入ってからはさらに人気が高まり、また僕も意識し過ぎてほぼ話すことがなかったかなえちゃん。

神間進の思い出人

 いや、そんなんは何ぼでも書けますので、そんなことはさておき。

小中学校は合わせて9年間です。
その間、狭い世界でワチャワチャやっているわけですから、それはそれは何かしら動きますよね。人間の感情や関係が。

っていう話をその同僚と話をしていた時にふと思いました。

あっ、今、あれをやってるんやね。 

と気づきました。
我が子たちのことです。
今、上の子が6年生女子、下の子が3年生男子。

当たり前ですが、
彼らの日常が、今、僕らが振り返った30年くらい前のキラキラ、ガチャガチャ、ワチャワチャした日々なんですよね。

普段、どうしても親目線で子供達を見ていることが多いのだと気付かされます。断片的に聞く子供たちのエピソードも、まぁそういうことあるよなぁ、くらいの感想で流しガチです。

でも、
『40代に行われる同窓会』というフィルターを通すことで、
実際には同窓会に参加したわけでもないのに(妄想だから余計に?)
一気にその日常が生々しく感じられ、タイムスリップしたような気になったのです。

ひーくん、かなえちゃん、ひで、のんくん、森さん、新川さん・・・。
おぉー出てくる出てくる(笑)

懐かしい思い出ばかりです。
で、さらにちょっと妄想遊びを進めます。

これから、ある1日にタイムスリップして、見に行けます。(本人に転生するとかではなく、あくまで透明人間として見に行くだけ)

じゃあどの日にしますか?
重要なポイントは、見に行くだけ、というところです。誰かと話ができるわけではなく、過去は何も変えれません。
なので、何かスゴイ後悔していることがあって、やり直したいと思っていても、それはかないません。
ただ、その後悔している場面を第3者視点で見るだけです。

う~ん・・・あの日かなぁ~、いや、あの日でもええなぁ。まぁ、でもそれやったらあれも見てみたいけど・・・結構決め手が無いことに気付きました。

9年間の思い出は結構、濃くて、酸いも甘いも沢山あります。
でも、それは9年間という長い期間をギュギュ―ッと凝縮して抱く印象なわけで。

9年間のうちの1日、となるとまぁやはりほとんどが普通の24時間だったりするでしょうから。その24時間のうちの1、2分のためだけにわざわざタイムスリップするかと言われたら、、、。
ちょっとあとの時間、ぶらぶらと付いて回って楽しんでも、20時間ぐらいは暇で退屈しそうじゃないですか?

その年代は移動範囲も狭いでしょうしね・・・。
家と近所の学校の往復・・・。
やっぱりちょっと暇かも・・・。

思い出はダイジェストに限る、という名言を得ました、はい。
まぁ当たり前か。そんな結論です・・・。

ただ、この夏、ジブリの名作『おもひでぽろぽろ』をまた観ようかなぁと思いました、とさ。

この投稿が賛同された結果、ジブリに印税が少しでも入りますように。

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