見出し画像

エース少年B君、サッカーチームやめるってよ

地域の少年団サッカー。
これもまた群像劇の定番でしょうか。

チームの中で2番目に上手な選手(僕の主観です。)のお母さんとお話をしていて、ふいに報告を受けました。

来年3月をもって退団するとのこと。
(まだ誰にも言ってないので内緒にしてね、とのことw)

そのB君自身の思いを汲み取り、さらにレベルアップすべく、強いチームへの移籍を考えているとのことです。

まぁある種、当然の判断ともいえます。
4年生のチームに助っ人で呼ばれ、大活躍できるレベルのB君。

同じ3年生との練習では物足りないことも多いでしょう。
日々、もっと高いレベルで練習したいと思うのは当然のことです。

また、我らが少年団のチームは昔ながらの考えを持つ古い(おじいちゃん)コーチがはびこっている環境です。
指導とは言えない、“怒号”が通常運転のコーチ陣。
まぁそうなりますよね。

僕もその判断は間違っていないと思っています。

もしかしたら、本当にこのまま成長していったら、例えば冬の一大イベント(サッカーファンにとって)、高校選手権の全国大会にてテレビで彼を観る日が来るかもしれません。

アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんのハーフということもあるのでしょう。とにかく日本人離れした身体能力で、めちゃめちゃ足も速いのです。
そういう1個、明確な武器があると活躍の場は広がりますよね。

個人的に期待しています。

で、ですよ。
うちの息子君を省みるわけですよ。

身体能力・・・ひくっ!とww

そのうえで、ここから親バカ目線のお話しですのでご了承くださいませ。
(マジでマジで他人様からしたら、はぁ~??という話なので、ねっ、ゴメンやでw)

うちの息子君・・・身体能力は低いですが、
妙にセンスが良いのです(爆)

僕もそれなりに小学生~高校生までガッツリとサッカーをやってきたものですから、多少は見る目があるつもりです。。。

妙にセンスが良いのです(爆×2)

僕の息子なので決して背は大きくならないと思うのです。
身体能力のハンデはあります。

でも、視野の広さだったり、体の使い方だったり、ましてやポジショニングなんて、3年生に教えられるものでもないのに、めちゃめちゃ良いんです!!!(笑)

勢いあまって僕は息子君に言いました。

君の目指すべきはこれだ!と。

スペインの名手。もはやサッカーの歴史に名を刻むスター、ダビド・シルバの生まれ変わりだと(笑)
※もちろん、まだご存命です。この夏に引退しただけですw

なんなら背が低いことしか共通点はないとも言えます。
でも、ちょこまかと絶妙な動きで、大男たちを翻弄する姿が、超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超レベルが低い場所ですが、小学3年生の試合でそこそこ活躍する息子君とかぶるのです。

そういう話を、B君が退団するらしいわ、と奥さんに伝えているときに、うちの息子君の良さを質問されたから、説明してあげていると、アナタめっちゃ楽しんでるやん?と言われました(笑)

ま、まぁそうですよね。
うちの息子君とあの名手、ダビド・シルバ選手を重ねているなんて・・・(恥)。

例えるなら、
ちょっと歌の上手な子供に対して、おぉ~うちの子はボン・ジョビか?マライヤ・キャリーか?
あるいは、ちょっと踊りが上手な子供に対して、おっ?マイケル?スパイスガールズ?
って言うてるようなものかもしれません。。。

いや、本当に、息子君のペースでサッカーを楽しんで貰えればと思っているのです。必要以上に彼の成長を促進させようという気はございません。
大丈夫です。僕、大丈夫です。

話がだいぶそれました。
息子君のチームメイトであり、クラスメイトであるB君。
4年生になったら同じクラスかどうかは分かりませんが、別の道を歩む友人との関係を継続しつつ、たまに、一緒にサッカーを楽しんで、共に成長して貰えたらこんな素敵なことはないと思うのです。

サッカーって1つの「生涯学習」になりうるジャンルだなぁと改めて思うのです。年老いたサッカーファンの僕としては特に(笑)。

B君が退団するであろう3月末までまだ少しあります。
近々、年内に地域のカップ戦が2つあるようです。
年明けには3年生の公式試合である地域の冬季大会もあります。

B君の活躍も期待しつつ、もしかしたら、そこでチームとして良い結果を出して、4年生も引き続き、このチームで頑張りたいと思っちゃったりするかもよ!そのためにも息子君、がんばれよ!

とか思っちゃってるイチサッカーファン 兼 群像劇愛好家であります。
家族に感謝。

-------
このシリーズの最初の投稿はこちら

もしよかったらこのシリーズをマガジン登録してみましたので是非

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?