病は気から? 胃潰瘍になりまして・・・

【糸山記事】

 先日、胃潰瘍になりました。
自分に胃潰瘍になる素質?!があるなんて思ってなかったので
ダブルのショックでした。

胃潰瘍なったことありますか?
なかなかの痛みでした。😅
最初はキリっとムカっとがちょっと感じる程度でしたが、夜
キリキリキリーーーー ←適正な擬音語は見つからない。
と痛みの波が襲い、その間隔が狭まっていくのです。


 昔、牡蠣にあたったことがあるのですが、記憶の中で人生一番苦痛だと思っていましたが、確実に種類の違う痛みであることは確信し、精密検査のできるクリニックへ駆け込みました。
 とっても良い女医さんのいる病院で、予約の合間をとって胃カメラ検査をしてもらえました。急遽車で来ていたので麻酔なく実施、胃にカメラが到達した瞬間、女医さんが「あ”ーーーすごい炎症だ。これは痛かったでしょう。頑張って耐えらてましたね」と。。。 
 胃カメラの嗚咽からの涙なのか、女医さんの言葉なのか、ずっと背中さすってくれてた看護婦さんの優しさなのか、全てのせいで涙が溢れていました。 
  
 病とは身体はもちろん、心を蝕むものだと改めて思いました。身体は現実ダメージ受けているのでどうしようもなく、回復を待つしかないのです。
 やるべきことはその時、心まで蝕まれないことに徹すること。いやそもそも、心が蝕んでいたから身体が悲鳴をあげたとも言える私の胃潰瘍、傷だらけの胃壁の写真を見た時「ごめん胃ちゃん」と胃を撫でていました。 

 不思議なことに痛みの原因がわかるとちょっとだけ和らいだ気がしました。検査から2時間ほど空けてようやく水が飲めるようになり、服用された薬を飲みました。普段、ほとんど薬を飲まないからか効き目が早く、痛みが抑えられ眠ることもできて一気に回復へ。 

 翌日にはゆっくり散歩も開始、家のベットでじっとしていると病人には変わりないのですが、”本物の病人”になってしまいそうだし、胃が回復した時にフィジカル(体力)の回復にも力入れないといけないのでのんびりウォーキングで気を紛らわしました。 SNSに投稿した時はほぼ回復しており、1週間たたずに通常食をいただけるまでになりました。 

 ヨガの行者であり思想家でもある中村天風さんは自身の病(肺結核)をかかえ、インドを放浪している時にヨガ修行に出会い完治します。それは特別な薬草を煎じて飲むとかそういうことではなく師からの教えは「病を忘れること」だったのです。

たとえば、自分がお腹がいたいとき、あなた方は「あたしのおなかが痛い」とこう言います。

本当をいったら、そうじゃないんだよ。
あなた方のいきるために必要な道具のお腹のところが痛いのを、心があなたに方に報告しただけ。隣の人がお腹が痛いのと同じような気持ちで、自分のお腹のいたいのを感じれば、早くなおっちまう。それを、自分がお腹が痛いとおもっちゃう。

熱が出たときには、熱があると心が感じて、それを私の気に報告しただけ。それがわかったら気が楽になった。直接的に自分が患っているじゃない。 自分の道具がそうなっているんだから、道具を心配しないで、道具を治す方に一生懸命にかかればいいだと。

心配がなくなったら、ひとりでにぐんぐん治る病は治っていくに決まっている
という真理によって治っちゃう。
要は、「病は忘れることによって治る」 
                
  中村天風 著書より

 私の正体とは気体であり、カラダでもココロでもないのです。
難しく感じてしまいますが、本当は、私たちは潜在意識の中で認識しているのです。

その証拠に
今回も、私の胃がボロボロになっていた=
    私の心が弱っていた、傷ついてた。
と表現し、か弱さをアピールしてしまいました。😅

私””胃、私””心と言っているのです。
私の車、私の携帯と同じように道具、所有物にすぎないのです。

誰も、私””胃、私””心 とは言わない、違和感を感じることから
本当はみんな分別はあるのです。

ただ気づかないだけ。

車が事故したら、整備工場に預けるように
胃が怪我(事故)しているので、整備工場(病院)に行ったということ。

 整備工場から戻ってきた車は綺麗に修復され、その車に乗って、また行きたいところへ行き、私たちはたくさんの経験や体験ができます。


私の胃も整備工場より戻って参りました。
また楽しく、乗り回したいと思います。

注意:安全運転と、安全点検は怠らず・・・







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