【雑感】ブラック企業の手段
<おじさんDX Vol 661>
どの企業とかまでは言いませんが、離職率が高い会社というのは、採用して退職してのサイクルが早いのです。
そんな組織でヒトが育っていないのに何故存在出来るのか不思議と思いませんか?という話題で雑談した内容になります。
✅新入社員=企業の餌
表現が悪いですが、こうした体制の企業はあります。
新入社員が入社してくると何が企業にとってメリットなのか...。ヒトを育てようとするとヒトもモノもカネも時間もかかるので、通常の企業は苦心するのです。
だから離職されるとダメージは大きい。
ですがね...。
ヒトを育てようとしないような企業は「餌」と考えるのです。
既存社員だけでなく新入社員は、恰好のターゲットになります。
傾向として「入社しやすい」
来るもの拒まずどころか、入社するターゲットを探しています。
こんな事例があります。
などなど、新入社員のツテが目当てだったりするのです。
成長させるにはコストがかかる。
ある程度一巡したら用済みなのです。
✅人集めに困らないのか❓
不思議とこうした企業で人集めに困らないのでしょうか。
数だけで言うと、採用数>退職数を維持すれば減らないのは当然としても、離職者が多ければ経営が成り立たなくなると思うところです。
しかしカラクリがある様子です。
働くまで企業の本当の中味がわからないのが災いして、応募者が多いのです。それを片っ端から採用するのですから、人集めに困らないのです。
個人的な意見ですが、前述のようなブラック企業で働いてもキャリアは育たないと思います。
人材教育という観点が薄いどころかないので、所属しても成長は出来ません。むしろ成長されると離職していきますので、おのずと低いレベルで組織は固まります。
自身の市場価値が向上するコトもありませんので、長期的に時間の無駄になるのです。
✅ルール無視の競争相手
先日のつぶやきでも触れましたが、ブラック企業はルールを無視した競争をします。
ブラック企業が存続するのは、ルール無視によって利益を得ているからです。無償残業しかり、強引な手法による販売もその一例です。
とある会社のボヤキに
簡潔に言うと、納入業者への圧力が酷いのです。
取引量の多さに対し殿様商売どころか、昨今話題になった「生殺与奪権」を握って、取引先へ「取引停止」をにおわせて交渉時に圧力をかけるのです。
おかげでこの真面目に仕事をしている会社が、どうにも対抗出来なくなってしまい、主要産業の方針転換をしたのだとか...。
業界を寡占化するのも戦略の一つですが、ルール無視の競争は回りまわって消費者にも良い話ではありません。
真面目な業者が生き残れないような適正な利益を得られない業界に未来はないのです。
短期的に成長した企業というのは実に弱い。
上がるのも早ければ、下がるのも早くいつの間にか淘汰されている。
その反面、ただ単に長期生き残っているだけの企業も変われない/変わろうとしないので、淘汰される時代が来ています。
大げさな話、現在の日本社会の縮図のような気がしています。
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