5月13日(月)四つ脚ドリルで得られるもの
<ヘルスケア定点測定データ>
・起床時脈拍数:65
・BOLTスコア:測定忘れ
・体重:測定できず
<ワークアウト内容>
休み
昨日公開したこの動画。
生徒たちはめちゃくちゃ嫌がりますけど、ランニングにおける重要な要素がてんこ盛りです。
その重要な要素とは・・・
「足関節スティッフネス(剛性)」と「上下動」の最適化、です。
まず「足関節スティッフネス」に関して。
これは、足関節がグラグラと動かないようにすることで、地面反力を活かすということです。
特にこのドリルでは、底背屈の動きを制限します。
で。
このドリルにおいて、底屈を制限するのはわかるけれども、背屈も制限すんの?って疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ベクトル的には、背屈(アキレス腱が伸びる)方向の力が働いてはいるんですけれども、過度に背屈する、つまり必要以上にアキレス腱を伸ばすと、バネ感が失われます。
そこを最適化するわけです。
そして。
上下動の最適化。
これは、膝が伸びるタイミングの問題です。
この動画でも、股関節の伸展よりも膝関節の伸展の主張が強い生徒がいますね?
そうすると、太ももの前がパツパツに張ってきて、ヒーヒー言うわけですw。
でも、ここで生徒によって差が出てきます。
太ももがパツパツになっても、そのまま愚直に、我慢しながら同じクオリティーを保とうとする生徒。
対して。
これじゃシンドいから、もうちょい楽にできないかしら?と工夫してたら、股関節で地面を押す感じを掴んで、クオリティーが向上する生徒。
ただ大抵の生徒は、嫌が応にもクオリティーを上げてきますw。
そうしないと、ホントにシンドイですから。
この日は1周150mくらいの体育館を7周したので、だいたい1km。
多い時で10周することもあるので、適応せざるを得ませんw。
インターバルよりもシンドいって、もっぱらの評判です。
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員