感謝の気持ちを持ちましょうと
自己啓発系のセミナーや
本で言われても上手く
いかない理由は何故でしょうか？

それは自分が
満たされていないからです。

自分が満たされていない状態で
他人から、感謝の気持ちを持とう
と言われても、不満な気持ちが先行します。

例えて言うと
自分はとてもお腹が減っていて
目の前にご馳走があるのに
そのご馳走を他人へ差し出せと
と言われているようなものです。

お腹が減ったらどうなりますか？
イライラするし、力も出ないし
機嫌が悪くなりますよね。

ではお腹が減ったらどうしますか？
お腹を満たすために食べますよね。
それと同じで、まずは自分の気持ちを
満たす作業が第一段階です。

何事も我慢しなければ
ダメだという方もおられるかと思います。

しかし、この「我慢」という言葉の由来は
自分に執着することから起こる慢心を意味し
「高慢」「驕り」「自惚れ」が同義語でした。
驕らないように自制するのが大切という
戒めが先行して、月日を重ねるごとに
「耐え忍ぶ」という意味に転用されました。

だから、我慢はするものではありません。
この投稿を読んでらっしゃる方のほとんどは
もうすでに十分すぎるぐらい
「耐え忍んできた」と思います。

まずは自分自身を満たしてください。
自分に優しくしてください。
ご自身が満たされたら
自然と周りへの感謝の念と行動する
気持ちが生まれてきますから。

自分を満たす方法は
自分の好きなものを食べたり
好きな音楽や映画、温泉に入って
ホッとすること等です。

人それぞれ違いますので
ご自身がホッとすることを探す事を
スタートさせて下さい。

あなたの気持ちがホッとする事
リラックスする事はなんですか？