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 朝一。
 会社の事務室に入り着席をするやいなや、総務部の方がささっと寄ってきて何かを私の肘元に置いていった。
 
 手に取ると、リング綴じされたページがパラパラと音を立てたーー2023年の卓上カレンダーだ。
 
 
 早速広げてデスクに飾る。
 
 赤を基調とした配色。
 でかでかと金色に箔押しされた文字から、このカレンダーは「〇〇保険会社」により贈呈されたものだと一目瞭然に読み取れた。
 
 日本の会社に勤めていた時もそうだったが、仕事納めが近づくと決まって、協力会社さんからのカレンダーの贈り物が絶えない。
 
 そのおかげで、私はもう何年も自分でカレンダーを買っていない。
 「今年はどんなのが来るのだろう」と流れに任せ、バリエーション豊富で奇想天外なデザイン達を楽しんでいるのだ。
 
 この「恩恵」は、ここ中国の会社に勤めてもまだ続きそうである。
 
 
 さて年末年始である。
 
 この国は元旦よりも春節の方がれっきとした「正月」で、まだ年越しの雰囲気は全然無い。
 1月1日に休みを一日頂けるぐらいで、今回1日は日曜日とかぶってしまったので2日の月曜日を祝日とし、3連休を過ごす。
 
 それだけの感覚だ。
 
 但し暦の上(※ここでは新暦を指す。念のため)ではもう年を跨ぐ訳で、手帳も新調し、こうして新しい卓上カレンダーもいただいている。
 自然と過ぎ去る1年を振り返り・新しい1年の抱負を考えてみたくなるものである。
 
 
 2022年、私は日本から中国に引越・転職するという一大イベントをこなした。
 
 その間、noteでポッドキャスト投稿を始めてみたり、Kindleで電子書籍を出版したり、ラインスタンプを作って販売したり、無職&居候生活を経験したりと、様々なチャレンジもしてきた。
 
 実に大変で、また実に楽しい一年であった。
 
 そもそも中国への引越・転職があったからこそ、「これを機に」と思って挑戦したモノがほとんどだ。
 人間、日々何もなければ惰性でつい現状維持をしまう生き物なのだとしみじみ思った。
 
 誰しもが安定した毎日を望んでいるが、こういった生活の基盤を一気に揺るがすような出来事こそが、日常のマンネリ化を徹底的に打開するのだろう。
 
 
 新生活を迎えつつ、2023年へ。
 
 韓国語検定試験・日中翻訳通訳試験に受かる、というのも抱負となれるのであれば、まずはこれが一つ。
 続いてはある一定金額の貯金をしたい。
 
 創作活動と読書を続ける。
 筋トレを怠けずに行う。
 新しい暮らしでの人間関係を、居場所を育てる。
 
 昇給昇格も目指す。
 
 
 ああ、欲張りだ(笑)。
 
 来年も忙しくなりそうだ。
 
 
 2023年もよろしくお願いします。

📚素敵なホリデーを

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