評価とは何を意味するのか
目標に対する結果や成果を評価するのか、それとも、
〝別の何か〟を評価するのか。
このように評価について改めて思索する中で、この問いが現れた。
この別の何かが、目的に対する行動になる。
二一世紀の評価について、
ドラッカーは『ドラッカー入門』(上田淳生著)の中で、
次のように示している。
予測できないことを評価することは、そもそもできない。
できることは、ただみる(観る・視る)ことだけ。
行動を評価するというよりは、
どのような行動をしたのかという主体性を観察すること、
いや省察することと言ってもいいかもしれない。
「何に対して評価するのか」や「何を評価するのか」を考えていく上で、
重要なことを忘れていた。
「評価とは、何を意味するのか。」
評価とは漢字が示すように、「価値を評する」ということ。
評する価値は会社の価値であり、
会社の価値は〝何をしたか〟という結果や成果から、
〝何のためにか〟という目的や理念・ミッションなどに
変わろうとしている。
しかし、〝何のためにか〟だけでは会社の価値は不十分で、
その目的の実現性や理念やミッションの実行性という行動
(〝どのようにか〟)が、これからの会社の価値になる。
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