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事業拡大に向け、着実に歩んだ1年。鍵は“ファンとの共創” ~自炊スクールとして再始動したHIMARIを振り返る【法人化への道のり -後編-】

こんにちは!自炊のオンラインスクールHIMARIです。私たちは、自炊の継続をお手伝いすることで、夢や目標を叶えやすいからだとこころをつくるサポートをしています。(詳細はこちらから

HIMARIはいよいよ、2023年5月1日に法人化いたします🎊noteでは2ヶ月連続で、【HIMARI法人化への道のり】と題しこれまでの歩みを振り返ってきました。この記事では最終回となる後編をお届けします!


前編「夢を叶えたのに、描いた理想はひとつも叶わなかった」β版の裏側

▼中編「サービスの持続可能性と幸せにしたい人を考えた」リブランディング期

今回は、リブランディングを経て「自炊のオンラインスクールHIMARI」として新たにスタートを切った、2022年5月からの1年を振り返ります。話を聞いたのは、HIMARI代表のささまるさんと、ブランドストラテジストのみほさんです。

手作り感を持って、ひまりっこ(HIMARI受講生の愛称)と共創できた」と話していた二人。一方、再スタートしたからこそ、乗り越えたい壁も見えてきました。そんな素直な想いを聞かせてくれた二人から、法人化後に何を目指すのか、改めて聞いています。HIMARIが掲げる夢とともに、この1年を一緒に振り返っていただけたら嬉しいです!



ブランド立ち上げから、事業拡大の第一歩まで

ささまる:
「自炊のオンラインスクールHIMARI」としてスタートして、1年が経ちました。本当に色々なことがあったなと思っていて……。正直私、記憶が飛んでいるんだけど(笑)どんな1年だったと思いますか?

みほ:
ブランドを生んだ!という印象ですよね。ブランドの立ち上げから事業拡大の第一歩までを詰め込んだ1年でした。

2022年5月~10月は、リブランディングした内容とお客様が求めていることがズレていないかを丁寧に確かめていて。結果、大きくズレてはいなかったけど、HIMARIが軸としている“自炊の継続”をよりサポートしていくにはどうすればいいかと考えていました。オリエンテーションやひまりっこの交流イベントを始めたのは、その例だと思います。

あと事業拡大に向けて大きな一歩になったのが、10月に参加した応援アワード初対面の方にHIMARIを伝えた時、届けたいものが届けられるかは大きな挑戦でした。

応援アワード 入賞

ささまる:
だんだん記憶がよみがえってきた……(笑)

1年やってきて、私たちがHIMARIを届けたい人、つまり両想いになりたい人とちゃんと両想いだった感覚があります。両想いの状態をゼロとして、関係性を築いていった。「自炊大丈夫?うまくできてる?」「HIMARI、使いにくいところない?」と、丁寧にコミュニケーションを取ってきたなと思います。

そして応援アワードをきっかけに、ひまりっこをリードしていたはずの私たちが、めちゃめちゃ応援される側になった。「こんなに応援されていいのかな?」と思った時もあったほど。でも、応援アワードを経てひまりっこになった方が多くて、とても嬉しかったです。

HIMARIが気になる方はこちら🥢


HIMARIの強みはお客様とのコミュニケーション力

ささまる:
この1年でやってよかったのは、Twitter発信の強化。HIMARIを立ち上げる以前はSNSでお味噌汁の投稿をしていたので、「ささまる=お味噌汁の人」から「ささまる=健康に詳しい人」へ、意識的に変えていきました。

発信を切り替えてしばらくは、特に反応がなかったんですよ。でも、日々の発信が蓄積されて「健康のことなら、ささまるさんの発信を見ていれば大丈夫」と思ってくださる方が増えたように思います。私が届けたいことと、見てくださる方の印象が一致していきました。本当に「いいね」と思って、いいねを付けてくださる方が増えたように思います。

みほ:
それは私もすごく感じます。

重複しますが、口コミで広がった世界から一歩外に出られたきっかけが応援アワードでしたよね。“ささまるさんの知り合いフィルター”がなくてもHIMARIに共感してもらえて、ひまりっこが増えた。惜しくもグランプリには届かなかったけど、応援投票までは1位だったから「応援されるサービスになってきたんだな、HIMARIは」と思えました。

ささまる:
私だけの力では、絶対にここまで多くの人に届けられなかった。ひまりっこや普段応援してくださる方のおかげが大きいけれど、私は運営メンバーのおかげでもあると思っていて。

Twitterで体調が悪そうな方を見つけたら、私にメンションを付けてくださいましたよね。

みほ:
あ~~やってた!「ささまる先生、お願いします!」って(笑)

ささまる:
仲間のおかげもあって「健康な人」「体調管理術を知っている人」というのが、私のイメージになっていきました。

みほ:
ちなみに、サービスを運営するうえで取り組んでよかったことはありますか?

ささまる:
私含め、運営メンバーが改善しながら作っていけたのがよかったな。最初はコンテンツをとにかく作ることに必死だったけど、途中からはレッスン動画に調味料のテロップを入れた方が分かりやすそうとか、公式LINEで献立を配信するときに盛りつけ写真も送ろうとか、試行錯誤していました。

あとは、ひまりっこからのご意見が本当にありがたかったです。ささまるの保健室*で心身のお悩みを聞きながら、HIMARIのサービスについてもヒアリングして。その後はいつでも誰でも意見が言える「ご意見BOX」ができたし。サービスの立ち上げ期に、お客様と話す機会を作ってよかったなと思います。

みほ:
交流型イベントであるファンミーティングや、サービス改善のためのファンヒアリングは、いつも熱狂的ですよね。

サービスを一方的に届けるのではなく、ひまりっこと共創できるようになったし、ひまりっこ自身も「HIMARIを共創したい」と思ってくださる方が増えたように思います。身近なサービスとして運営できるようになったのは一つの成果かなと。

ささまる:
HIMARIの強みは、お客様とコミュニケーションが取れるところ。事業を拡大してもできる限り続けていきたいです。

*ささまるの保健室は、2023年5月1日より「個別相談」としてリニューアルします。

HIMARIをさらに知りたい方へ💓


サービス改善と事業成長を目指して

ささまる:
反対に課題だったのは、HIMARIに入学した目的を果たせず卒業した方がいたこと。コミュニケーションを取って、一人ひとりをよく知っているからこそ、期待に応えられなかった時はもどかしかった……。

みほ:
前提としてHIMARIの退会率は低いし、目的を達成されて卒業される方もいるから「卒業=マイナス」ではないけれど……。目的を果たせなかったのは心苦しかったですね。

ささまる:
「不調を治したい」とHIMARIに入学された方が数ヶ月で卒業されると、「本当に治ったのかな?」と心配になる……。両想いになりたい方を本当に幸せにできるよう、これからも向き合っていきたいですね。

みほ:
個人的には、事業拡大の第一歩は踏み出せたものの、両想いになりたい相手により届けていく術に悩みました。応援アワードが今まで以上にHIMARIを届けるきっかけではあったけど、口コミの影響力は大きいので。

ささまる:
口コミも大事にしつつ、事業として成長する打開策を見つけたいですよね。

みほ:
とはいえ、口コミベースで累計140名(2023年4月末時点)に到達したのはすごいと思います!

ささまる:
うん、想像よりもがんばっていた!!


ワークショップの数々は、自走するチームを目指して

ささまる:
内向きの話をすると、この1年で運営メンバーのチーム力が強くなったと思っていて。HIMARIで仕事するうえで一人ひとりが意志決定できるようになったのは、大きな変化でした。

でも、自然に意志決定できるようになったわけではなくて。自分の好きや得意、ありたい姿などをシェアする「メンバー取説ワークショップ」や、過去を振り返って今の自分をつくっていると思うできごとや感情をシェアする「価値観ワークショップ」などをやってきたからだなって。

自分の強みを活かすだけではなく、互いの強みを活かすために相手を受け入れ、声を掛け合えるようになった。だから私も、信頼して仕事を任せられたと思います。

みほ:
メンバーに仕事を任せることに、不安はなかったんですか?

ささまる:
リブランディング期から一緒に走っていたから、私のなかでみんなへの信頼が積み上がっていて。仕事っぷりを見ていると、どう考えても私より優秀なんですよ。「絶対に私がやるより任せた方がいい!」と思って。

みほ:
ささまるさんが信頼してくださるからこそがんばれると、きっと他のメンバーも思っているはず。

ささまる:
運営メンバーのみんなが、HIMARIでの出来事を私と同じ熱量で喜んだり、悲しんだりしてくれたから、もう私だけのサービスではないなって。もちろん、創業者だからHIMARIへの想いは誰よりも強く持っているべきだと思うけど、“私のもの”ではない。そう思えてからは、みんなをより信頼できるようになったかもしれません。

みほ:
自走するチームになったなと、私も思っています。ワークショップを通して少しずつ自分と仲間を知り、10月末に開催した合宿で「自分を活かす」スイッチを完全に押せたなって。

メンバーには、自分の過去の話も未来のありたい姿も話している。色々な診断の力を借りながら、互いの特徴も理解してきている。その結果、違和感に敏感になって、HIMARIでの業務を一部手放したり、新たに挑戦したりしているのが本当にすごいなって。手放したいことを「手放したい」と素直に言えるのが、良いチームだなと思います。

ささまる:
ワークショップを終える度に、メンバーの動きが変わるのを感じていました。担当業務を調整し、必要以上の連携をなくしたことで仕事の流れがスッキリしたし。

みほ:
誰に何を相談したらいいか、分かりやすくなりました。


法人化後も、夢や目標を軽やかに叶えていける世界をつくる

ささまる:
5月1日にHIMARIは1周年を迎え、法人化します!本当にいよいよだ……。

みほ:
改めて、法人化して何を目指していくかをお伝えしたいですね。

ささまる:
HIMARIは今後も、夢や目標を軽やかに叶えていける世界をつくるために、心身の土台づくりを自炊の継続でサポートしていきます。現在運営している「自炊のオンラインスクールHIMARI」をさらに多くの人に届けていくと同時に、いつか法人向けのサービスにも挑戦したいです。「HIMARIを1万人規模のサブスクにする」ことを、大きな目標として掲げています。

ですが、仮に1年以内にユーザー1万人を目指す場合、運営側が大変になる。仲間の暮らしを乱してまで、1万人を達成しようとは思いません。自己基盤が整っているからこそ相手にいいものを提供できる。そう思うので、私の暮らしと運営メンバーの暮らしを第一に考え、がんばるんだけど無理はしない。その先で、HIMARIを1万人に届けられたら最高だなと思っています。「綺麗ごとだ」と言われてしまいそうなことを、本気で目指していきたいです。

みほ:
そのうえで乗り越えたいことは、運営側の想いとひまりっこの想いを大事にしながら、ビジネスとして成長すること。HIMARIならではのバランスを探しながら、メディアの力も味方につけて、HIMARIを多くの人に届けていきたいです。

ささまる:
私たちが目指す世界を、しつこいくらいに伝えていこう。事業は急に大きくなるわけではないから、時間をかけてがんばっていきます。そう思うと、やっぱり健康でいることが大事。これに尽きると思います。


そしてHIMARIは「夢や目標を応援する」のが最終ゴール。そのために、夢や目標を描いたり叶えたりするサポートもしたい。具体的に力を入れたいのは、オフラインイベントです。

例えば、家族と過ごす時間とか、健康的なからだとこころとか、好きな仕事に夢中になりたいとか。「緊急性は低いけど、人生において大切にしたいこと」ってあるじゃないですか。日々忙しく過ごしていると忘れやすいからこそ、大切なことを「大切だな」と思える機会を作りたい。それがHIMARIがつくりたい世界なんです。オフラインイベントだと、言葉で説明しなくても伝わるものがあるかなって。

2年目となるHIMARIにも、ぜひ期待していただけたらと思います!


1日限定カフェイベントのお知らせ

日時:2023年5月14日(日)11:30~18:00
場所:BONUS TRACK(世田谷区2丁目36‐12
内容:コラボ弁当販売、みそ玉づくり、塩麹づくり、スイーツ&ドリンク販売など
詳細:https://www.instagram.com/sasamaru_chokatsu.gohan/

福岡県糸島市に工房を構え、一つひとつ手仕込みで作られている麹ブランドと「いちもくさん」とのコラボカフェをオープンします。HIMARIにとっては初めてのオフラインイベント。ぜひ遊びに来てください♪


またHIMARIは公式LINEより、いつでも入学いただけます。HIMARIの最新情報をお届けしていますので、まずはお友達登録をしてみてくださいね😊




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