真の探究者を目指せ!?探究型オルタナティブスクールの評価面談
こんにちは、ぞみーです。
長男の探究型オルタナティブスクールも春休みに入り、学童に入っていない長男が家にいる数週間が始まりました。
そして昨日は、スクールで評価面談がありました。
後期の長男の様子をフィードバックしていただく、とてもありがたく貴重な機会です。
長男の1年間の成長
長男は1年間を通じて、電車の大幅な遅延による遅刻が1回あった以外は無遅刻無欠席。
本人が目標としていた皆勤賞を達成しました!
そして、どの教科、カリキュラムでもスクールの期待以上に頑張ってくれていたという評価をいただきました。
持ち前の好奇心を発揮し、学ぶことを楽しんで取り組んでいたようで、親としては嬉しい限り。
そんな長男の成長が特に見られた学びがあったと、先生から伺いました。
それは、、週に3回ほど2時間ずつ、6週間かけて1つのテーマについて探究するというテーマ学習の、「ありがとうにありがとう」というテーマの学びでした。
長男は、テーマ学習が始まる時にクラス全員で「ありがとうと思う時はどんな時?」を考えた時に、1つしか考えを出すことができなかったそうなのです。
そんなスタートでしたが、身の回りのおかげ様を探してみたり、週1回食べる給食を作ってくれる所に見学に行ってみたり・・・
学びを深める中で「ありがとう」「おかげ様」について理解して、最終的にプレゼンテーションでは弟の存在のありがたさについて語っていました。
実は家でも、ちょうどこのテーマが始まって2週間くらいしたころでしょうか、徐々に長男の様子が変わってきたなと思うことがあったのです。
まだ寒い休日に郵便局の前を通った時、バイクの配達員さんが配達に向かう姿を見て「こんなに寒いのに配達してくれて、ありがたいねぇ・・・」と言ったのです。
また、前はごはんの米粒がお茶碗に残っていても気にも留めなかったのに、ぴっかぴかに食べるようになったのです。
その他にも、あれ、変わったなと思うことがチラホラ。
スクールのテーマ学習で学んだことを彼なりに咀嚼して、考えて、日常生活の中に落とし込んでいるのかなと感じます。
単に学ぶことが楽しい!面白い!だけだった1年生の頃から、学んだことから考えて広げることを始めている・・・
この成長に驚いたとともに、そんな機会を与えてくださっているスクールが本当にありがたく感じました。
次の学びの方向は・・・
そんな成長をしている長男、次の学びの方向としてスクールからアドバイスいただいたのは・・・
真の探究者を目指せ!
というもの。
実は長男、多くのことが速くよくできるのですが、それゆえに1番にこだわりすぎて雑になったり、競争心が強く出すぎたり、そこで満足してしまうことがあるそうなのです。
じっくり考えたり、こだわりを持って取り組むことで、見えてくるものや到達できるところがあることを理解してほしい。
そんなスクールの想いが込められたアドバイスでした。
探究って、あれこれ試行錯誤したり考えたりしながら、どんどん深めて広げていく、まさに終わりがないものです。
そんな深遠な世界を楽しめるようになってほしい・・・
そう伺った時には、なんて難しい課題を与えてくださったのか!!と驚きました。
ちなみに、、我が家ではフィードバックを全部まるっと長男に話しているのですが、これを聞いた長男は早くも「無理だよ~~」とウニウニしていました(笑)
でも、これはきっと、スクールから長男への期待の表れ。
勇気づけで彼をサポートしつつ、見守っていければと思います。
では、本日はこの辺で。
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