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(一社) ZUAN UNION / 図案連合という組織のこと

僕は、独立とともに、
一般社団法人 ZUAN UNION / 図案連合という組織を作りました。
様々なジャンルのクリエイターを集めた、ゆるやかなつながり“連合”と定義しました。

今のメインの仕事は、
企業や個人のロゴデザインを中心にした「ブランディング」です。
依頼されたプロジェクトに適したメンバーを僕がアサインして、最適化されたチームでデザインを提案するというスタイルです。
僕がアートディレクターとして、
「グラフィック、空間、Web、映像、フォト、音楽」というクリエイターの人々を取りまとめながら、プロジェクトをつくり上げているのです。

連合といえば、国連、EUなどありますが、
公的なクリエイティブの機関としてアワードの開催や、
いずれ教育にも拡げていきたい
という野望を抱きつつ、
一般社団法人として組織を設立しました。
いわゆるデザイン事務所機能を持った一般社団法人というのは僕も他に知らないわけですが、はじめの構想にとてもマッチした形態になりました。

企業や個人のブランディングやプロジェクトの相談は
こちら(in4@zuanunion.com)から、お気軽にお問い合わせください。

ZUAN UNIONでは、
“Creative for all.”日本訳としては、「デザインの民主化」というスローガンを掲げています。


「デザインの民主化」とは、
まずは、みんなのためのデザイン

そのデザインは、本当にみんなのためになっているかを改めて真剣に考えるということ。
たとえば、同じコストでも、グラフィックデザイナー自身が出来る領域での制作物の提案ではなく、ユーザーに対して気の利いたモノをプレゼントする方が、シーンによっては喜ばれるのではないか。
デザイナーとして既成概念になりつつあることであっても、フレキシブルに本質を捉えたいと思っています。


みんなのデザイン

クライアントに、
「なぜこのようなデザインに至ったのか」
「“格好良いよね”だけではなく、どう良いのか。どういった効果が期待できるのか」
をきちんと説明するということ。
“良さ”を共通の認識として、クライアントと一緒につくりあげたいのです。
そして、デザインが生まれた後は、育てることも大切にしています。


みんなによるデザイン

たとえば、映画。映画を観る時はみんな自然に映画を受け入れていると思います。単純に、この映画がなんとなく好きだな、誰が作ったかは知らないけれど。みたいな。
「デザイン」もそうです。街のポスターや広告を見て、なんとなく惹かれるな、なんとなく買いたくなるなと思ってもらう、そんな風に、人の心が少しでも動くことは本当に素晴らしいことだと思います。
そこに理由はなくていい。この曲線が、この文字の間隔が・・・そういう批評はプロに任せて、私好みの配色だ、思い出の場所を彷彿させるから気になる、など、そういう漠然としたものでいい。
そんな率直なみんなの感覚を制作物に取り入れていきたいのです。


僕たちは今、そういう言語化しにくいことを「デザインの民主化」というメッセージにしていますが、
あまり難しく受け止めないでください。
ただ、シンプルに、僕らは「デザインが好き」なだけなのです。


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