きときと

小さな島の日々の暮らし

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  • おうちごはん覚書

    美味しくできたごはんのレシピメモ。

最近の記事

島の商店と掘り出し物

うちの離島は自動販売機もゴミ出し場もない非常に原始的な島です。 ですが隣の島に行けば郵便局も小さなスーパーも診療所もあります。 ゴミ出しは隣の島まで持って行くのですがそのついでにお買い物もしたりします。 最近のお気に入りは地元の古い小さな商店に行くこと。 薄暗い店内にはアイスコーナー、数は少なくとも意外と充実した食品コーナー、食器、日用品、文房具、たばこ、お酒などなどが狭い店内にぎゅっと凝縮されて詰め込まれています。 お店と一緒に陳列された商品も歳をとっていて(食品は

    • 大量の食器、おうち蚤の市

      昔のお家は本当に物が多い。 布団も10組以上あるし掛け軸や花瓶、謎の置物まで様々。食器も例に違わずたっぷり出てきました。 ダンボールにしまわれて土間に押し込まれていた食器をとりあえず庭に並べてみる。 出てくるわ出てくるわ、同じ柄のお皿が10枚以上はざら。 可愛らしい日本風のものもあればヨーロッパ調のものも。 昔は行事ごとがあれば親戚一同が家に集まっていたのでしょう。それはこれだけ必要ですわね。でもヒビが入って使えないものは捨てておいてくれてもよかったのよ…と思いながら黙

      • ジャガイモのガレット

        ジャガイモ2個ちょっと大きめ 小麦粉大さじ1 チーズ コンソメ 塩胡椒 ハーブミックス ブラックペッパー ジャガイモを千切りにして、小麦粉と和える。 ジャガイモのでんぷんで固めるため水にはさらさない。 オリーブオイルをひいたフライパンに半量のじゃがいもを敷き詰める。 その上にチーズ、コンソメ、塩胡椒、ハーブミックスをのせる。 残りのジャガイモをかぶせる。 押さえつけながら焼き目をつけるように焼いていく。 両面焼けたらブラックペッパーをふって、振った面をもう一度焼く。 お酒

        • 文旦と大根のマリネ

          大根10センチくらい 文旦一個 カンタン酢 塩 文旦を2〜3ミリの銀杏切りにする。 小さじ1の塩で揉んで置いておく。 汁気が出たら絞って、皮をむいた文旦と、酢、塩を加えて和える。 清涼感のある器に盛ると見た目も爽やか。

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        • おうちごはん覚書
          6本

        記事

          大葉とオイルサーディンのペペロンチーノ

          大葉10枚 バンガのオイルサーディン瓶半分 オリーブオイル 唐辛子 にんにく パスタ3束 茹で汁お玉一杯 醤油大さじ1 塩 黒胡椒 だしの素 オリーブオイル、オイルサーディン( オイルも一緒に)、にんにく、唐辛子の輪切りをフライパンに入れて弱火で加熱。 塩ひとつまみ。 茹でたパスタと茹で汁を投入。 ぐるぐる回して、醤油を入れる。 刻んだ大葉も入れる。 塩、黒胡椒、だしの素で味付け。 ちょっとおしゃれなレストラン風な気分になれます。

          大葉とオイルサーディンのペペロンチーノ

          土壁を直す

          使われていない部屋の崩れた土壁。 浸水で潮に浸かった土壁は脆くなり指でつつくだけでぼろぼろと崩れていく状態でした。 前住人の方が修繕をしようとしたものの志半ばでいくつかの材料だけ放置されたまま。 DIY初心者に直せるの?とは思っていましたがやるしかない。 島に住む方々はなんでも自分でやってみる精神がとても強いのです。目指せたくましい島人。 まずは手で崩れてしまう部分の土壁を全て剥がしました。 剥がれると見えてくるのが竹を組んで作った下地「小舞竹」。 本来ならここに荒壁

          土壁を直す

          わたしの神様

          何のために生まれて 何をして生きるのか 分からないまま終わる そんなのは嫌だ ふと口ずさむアンパンマンの主題歌。 聞いてる大人の胸にぐさぐさと刺さります。 何のために生きるのか 誰しもが考え、悩み、ある時ふと答えに出会うのかもしれないと祈っているもの。 祈る神が居れば無駄に悩むこともないのかもしれません。信仰とは研ぎ澄まされて美しい。 私の神様は幾千の雨粒の隙間の向こうに、 清らかな絹衣のような花びらの中に、 海と山と空の淡い境目に、 手に掬う汲みたての水の中に、 あ

          わたしの神様

          自然塗料を選ぶ 柿渋と松煙

          改装中の部屋の天井は白カビだらけでした。 前住人の方がしっかり拭き取ってくださったおかげでカビはもうないのですが、拭き取った際天井の色もはげてしまい、沢山の手跡が残っている状態です。 簡単に色を変えてしまうならワトコオイルやブライワックスを使えばお手がるですが、体や家のことを考え自然塗料を使いたいと思いました。 選んだのは柿渋。今は匂いのしない柿渋もあるのですね。小さい頃父親が強烈な匂いのする柿渋を使い家族中鼻を曲げていたのもいい思い出です。 自然塗料のいいところは作

          自然塗料を選ぶ 柿渋と松煙

          お散歩、海と月

          舟で隣の島に渡り、反対側の港まで自転車を漕ぎました。 島のおばあちゃんに借りている、生協のレジかごが荷台についた潮風でさびさびの自転車です。もはや元の色はわからないくらいですが、日差しが当たると一部青のメタリックが反射します。 見た目はぼろぼろですが、意外とパワーのある子なんです。 ブレーキ以外は軋まないし上々です。 島で生きてきた自転車という感じがしてちょっと誇らしい。 隣の島の反対側の港は、この島の主要な港として栄えていて、コンビニもあります。 久々のコンビニでの

          お散歩、海と月

          焼きうどん覚書

          豚こま 玉ねぎ キャベツ ピーマン にんじん 白ネギ(なくてもいい) 舞茸(なくてもいい) 冷凍うどん 醤油 みりん 酒 だしの素 豆板醤 味噌 にんにく しょうが 塩胡椒 塩胡椒したお肉を炒める。 野菜を炒める。 調味料を入れる。ちょっと塩気が強いかなと思うくらいの味付けに。 解凍した冷凍うどんを入れて炒める。 休日のお昼ご飯に。 豆板醤と味噌があると食べ応え出ます。

          焼きうどん覚書

          朝風呂からの喫茶店ごっこ

          気持ちのいい晴れ。 春風と柔らかな日差しが気持ちのいい日でした。庭の梅も満開を通り過ぎ、風に乗って花びらが舞っています。 朝風呂ってなんだか休日の贅沢な気がしませんか? 湯船を張ると湯気の中に朝の日差しがきらきら入ってきて、体の芯まで磨かれるような気がします。 お風呂上がりには珈琲を。 久しぶりにアイスコーヒーが飲みたくなりました。季節はどんどん春へ、その先へと向かっています。 家の窓を全て開けると海の音とともに心地よい風が入ってきました。 しかしまだ北風は肌寒く、結局

          朝風呂からの喫茶店ごっこ

          島での買い出しとお昼ご飯

          今日は2週間に一回の本土?本州?への買い出しの日でした。 我が家ではフェリーの往復運賃や、風が強くて船が出せない日を想定して2週間分の食材をまとめ買いします。 隣の島にも小さなスーパーはありますが値段が高い。調味料系は全て定価。 それならばフェリーに乗ってでも本土の安いスーパーでまとめ買いをするほうが経済的です。そしてたまのお出かけが気分転換になったりもします。 買い出しに行くとなると、隣の島まで自分の船を運転し、さらにそこからバスに乗りフェリーに乗る、という乗り継ぎの連

          島での買い出しとお昼ご飯

          今日は凪。工場の煙突の煙はまっすぐ。

          今日は凪。工場の煙突の煙はまっすぐ。

          これからのこと

          無職になりました。 といっても普段からアルバイト暮らしなので特に絶望感も将来への不安も今更ありません。 ただ、せっかくだから自分のしたかった暮らしを精一杯していきたい。 自分の体や心を自然に近い状態で豊かに過ごしていきたいと思っています。 今は増築を繰り返し築年数100年を超える海辺の小さなおうちに住んでいます。 一度は台風と大潮が重なった時の水害のせいで家が浸水しており、床下や柱にも痛みが出ています。 それでも昔ここに住んできたひとは地元の大工さんを何代も頼り、時には自

          これからのこと

          ドライカレー覚書

          合挽肉150g 玉ねぎ1個 人参一本 ピーマン2つ にんにく3かけくらい にんにくすりおろし小さじ1 生姜すりおろし小さじ1 ケチャップ大さじ2 ウスターソース大さじ2 コンソメ小さじ1.5 カレー粉小さじ2 ブラックペッパー結構入れる ハーブミックス一振り 塩胡椒3.4ふり お水150cc カレールーフレーク状のやつ 私の右手ふたすくい分 野菜をさいの目に切る。 生姜とにんにくいれてお肉を炒める。 火が通ったら野菜を投入。 ケチャップ〜塩胡椒までの調味料を入れて炒める

          ドライカレー覚書

          マカロニサラダ覚書

          マカロニ60g ツナ油缶1缶 玉ねぎ1/4 ゆで卵ひとつ コンソメ小さじ1 しょうゆ小さじ1 味付け塩胡椒一振り 黒胡椒ガリガリ お砂糖様子見て マカロニをゆでる。 ツナ缶は軽く油を切る。 玉ねぎを薄くスライスして塩と砂糖でもむ。 水気が出た玉ねぎは洗って水気を切る。 ゆで卵を作る。 下準備ができたら全ての材料を混ぜ合わせる。 味を見て塩辛ければ砂糖で調節。  お酒のおつまみにも。バケットと合わせても。

          マカロニサラダ覚書