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腰・ヒザを治したいなら足首に注目!

足首はからだの基盤です。
からだを支えているからこそ
その柔軟性が腰やヒザの健康にも
深〜い影響を与えます。

今回は足首の柔軟性向上で
腰とヒザが良くなるよ〜
というところに焦点を当てます。

足首の柔軟性と関節の連動

まずなんで足首がヒザとか腰と
関係しているかというと

足首が柔らかいと
関節にかかるストレスを
分散してくれるからです。

だから腰やヒザにかかる負担を
軽減できるということです。

Smith et al. (2018)の研究でも

足首の柔軟性向上が
関節全体の動きに
良い影響を与えるよ!
といっています。1

腰とヒザの健康と足首の柔軟性


足首の柔軟性向上が
ヒザ痛と腰痛の軽減することは
Jones et al. (2019)2とかGarcía et al. (2020)3
でもいわれています。

足首が柔らかいと
歩いたり、走ったり、
階段の上り下りなどの時にも
負担が分散されるから

腰痛が良くなったり
ヒザの機能が向上するよ
ということをいっています。

つまり、普段痛みを作るはずの行動が
逆にプラスになる可能性が
あるということですね。

ストレッチをしましょう

じゃあ足首を柔らかくするためにはですが、、
やはりストレッチですね。

簡単なものだと
ぐるぐる回すだけでもいいんですが

前後、左右に負荷をかけたりと
いろんな方向から刺激を入れることが
重要になります。

どの部分を柔らかくするのでも同じですが
筋肉を伸ばすだけでなく

負荷を入れてあげるのが
効果を出す最も効果的な方法です。

あと痛いのもダメです。
よけい硬くなっちゃいます。
痛気持ちいぐらいに
留めておきましょう。

ストレッチをしても柔らかくならない!

という人は
やり方を見直してみると
案外すぐ柔らかくなっていくことも
ありますからね。

まとめ

痛い部分があると
患部をどうにかしようと
する場合が多いです。

でも原因は他にあるかもです。

うちのお客さんでも
今まで何をしても
ヒザが治らなかったのに

うちに来て
足首の動きを改善したら
ヒザが全く痛くなくなった
という人もいます。

痛いところがあると
やたら揉んだりする人もいますが

逆効果の可能性大です。

ちゃんと本当の原因を突き止めて
痛みが改善するように

ちゃんとしたプロに診てもらうことが
大事ですね。

参考文献

  1. Smith, J. R., Santhiranayagam, B. K., Hohmann, E., & McDaid, A. (2018). The influence of ankle dorsiflexion on dynamic postural control among elite footballers. Physical Therapy in Sport, 32, 107-114. 

  2. Jones, A., Sealey, R., & Crowe, M. (2019). The effectiveness of early physiotherapy in the treatment of non-specific low back pain: a systematic review. The Internet Journal of Allied Health Sciences and Practice, 17(4), 8. 

  3. García, M. G., De Anda, R. M., & Gámez, M. S. (2020). Influence of a program based on Pilates method in functional capacity, quality of life, and fear of falling in a group of older adults. Physical Therapy and Rehabilitation Journal, 3(1), 23-31. 


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