横須賀は明るい観光地を目指しているようだが、ちょっと違うと思う。「流れ者たちの最終地」「あだ花が咲き誇る終着駅」「歴史に翻弄された街」「日本の路地裏、世界の踊り場」「本気で殴りあった者たちの和解の場」など、もっと心に引っ掛かる売り方でもよいと思う。実際にそんな場所なのだから。
一般的にはデンジャラスな路地であろう。争いがあった形跡もあるし、どこからかの視線も感じる。実際に私の各種センサーの針も激しく振れる。けれど困ったことに、一番振れている計器が「ワクワクセンサー」だったりする。「トラブルが向こうからやってくる」は私の口癖だが、そうも言い切れない。
狭い路地や 路地裏って その先に何か在るのかな?って つい興味を持ってしまう
警察署が作った看板でないのは明らかだが、その気持ちはわかる。路地裏にあるためか、私有地なのにゴミのポイ捨てが多い。といってカメラは役に立たないだろう。そこでだが、いっそ私を雇ってくれないか? おそらく私が立っているだけで誰も寄り付かなくなる。実績あり。勤務体系、時給、応相談。