水曜日の窓辺

*ため息まじりに、俳句であるような、ないような、田舎暮らしの愛想なし爺ィの日記兼句帖。…

水曜日の窓辺

*ため息まじりに、俳句であるような、ないような、田舎暮らしの愛想なし爺ィの日記兼句帖。俳号「空茶」、読みは「からっちゃ」でも「でがらし」でも、お好きに。 *推敲せず思いついたままの形で投稿しがちなため、文意の錯誤、誤字脱字、ミスタッチが多くあります。追って修正いたします。

マガジン

  • 古今十七文字徘徊

    古今のふれあった俳句作品についての所感を記録しておくノートのまとめです。

  • ため息俳句 花々に会えば・・・。

    折々に出会う花々に寄せた句日記。 野草・野菜の花から名木と云われる一本桜まで、花にもいろいろ、人と同じのように思います。

  • 「ため息俳句番外」篇です。

    本編の「ため息俳句」には、ちょっと収まりそうもなかった試作的なもの、紀行文など、それと、自分の作品作りへの姿勢など、あれこれです。

  • 「ため息俳句」はじまりの25まで

    俳句をたしまなれる方々には世に月並俳句と云われれば、お腹立ちのことと思います。しかし、俳句のよしあしなど皆目見当もつかない老人ゆえ、せめて「月並」と云われたいと願う始まりの25回分のまとめです。番号がついています。これはせめて100回までは続けようというモチベーション保持のためにつけたものです。100回以降は、番号はありません。

記事一覧

ため息俳句 レタスの花

 レタスは、通年いつでもスーパーマーケットの野菜コーナーにあるので、人参大根よりも、親し…

水曜日の窓辺
7時間前
5

ため息俳句 青すすき

 上嶋鬼貫の句にある。 面白さ急には見えぬ薄かな 『河内羽二重』元禄4  句意は、「スス…

22

ため息俳句 麦熟れて

 ぎっくり腰になって、散歩も億劫になっていたが、今日は少し遠くまで歩いた。  小麦畑は、…

16

ため息俳句 目が痒い

 先週あたりから目に痒みがある。両目ともにだ。  昨年は、6月に入る前後にはじめてこの症状…

18

#7 とべないほど血を吸うて 山頭火

 「十七文字徘徊」とか看板を挙げているが、特に定型至上主義ということは、全くない。ここの…

15

ため息俳句 昼顔

 昼顔は雑草である。 昼顔や耕す人の逝き果てて   空茶昼顔の蔓はもつれていろはにほ  …

18

#6 桃さくや片荷ゆるみし孕馬 井月  

 井上井月の句を見ていると、句に大袈裟なことばの身振り手振りがないところに一番惹かれる…

12

ため息俳句 ユキノシタ

 年をとると、身体のダメージはそう簡単には回復しない。若者はそこがわかっていない。ぎっく…

21

ため息俳句 夏の色

 角川版「季寄せ」では、「夏の色」を、(初夏めいてきた風色)とあり、「夏の匂い」「夏の光…

19

ため息俳句番外#43 タダゴトの詩

 ぎっくり腰と云えど、立派に病いであるはずだが、命にかかわることはなさそうである故か、ど…

20

ため息俳句番外#42 安静中

 朝方、畑でぎっくり腰の一撃に見舞われた。  鋏を拾おうとして、手を伸ばしながら腰をかが…

18

ため息俳句番外#41 子を抱きて・・。

                           河野裕子  子を抱きて      …

17

ため息俳句 こぼれ種

 畑のあちこちに種がこぼれて芽を出してきたものがいる。  先ずは紫蘇、これは大葉である。…

17

ため息俳句 蛇きらい

 朝食を食べおえて、新聞を読んでいた。  なにやら庭先が騒がしい。  目をやると、婆さんが…

20

#5 恋のない身にも嬉しや衣更 鬼貫

 このところ、上嶋鬼貫『独ごと』がお楽しみである。  岩波文庫の復本一郎校注「鬼貫句選・…

14

ため息俳句 じゃがいもの花 

 心理的な変調が、身体感覚に反映するということは、よくあることだという。  何にも意欲を…

15

ため息俳句 レタスの花

 レタスは、通年いつでもスーパーマーケットの野菜コーナーにあるので、人参大根よりも、親し…

水曜日の窓辺
7時間前
5

ため息俳句 青すすき

 上嶋鬼貫の句にある。 面白さ急には見えぬ薄かな 『河内羽二重』元禄4  句意は、「スス…

22

ため息俳句 麦熟れて

 ぎっくり腰になって、散歩も億劫になっていたが、今日は少し遠くまで歩いた。  小麦畑は、…

16

ため息俳句 目が痒い

 先週あたりから目に痒みがある。両目ともにだ。  昨年は、6月に入る前後にはじめてこの症状…

18

#7 とべないほど血を吸うて 山頭火

 「十七文字徘徊」とか看板を挙げているが、特に定型至上主義ということは、全くない。ここの…

15

ため息俳句 昼顔

 昼顔は雑草である。 昼顔や耕す人の逝き果てて   空茶昼顔の蔓はもつれていろはにほ  …

18

#6 桃さくや片荷ゆるみし孕馬 井月  

 井上井月の句を見ていると、句に大袈裟なことばの身振り手振りがないところに一番惹かれる…

12

ため息俳句 ユキノシタ

 年をとると、身体のダメージはそう簡単には回復しない。若者はそこがわかっていない。ぎっく…

21

ため息俳句 夏の色

 角川版「季寄せ」では、「夏の色」を、(初夏めいてきた風色)とあり、「夏の匂い」「夏の光…

19

ため息俳句番外#43 タダゴトの詩

 ぎっくり腰と云えど、立派に病いであるはずだが、命にかかわることはなさそうである故か、ど…

20

ため息俳句番外#42 安静中

 朝方、畑でぎっくり腰の一撃に見舞われた。  鋏を拾おうとして、手を伸ばしながら腰をかが…

18

ため息俳句番外#41 子を抱きて・・。

                           河野裕子  子を抱きて      …

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ため息俳句 こぼれ種

 畑のあちこちに種がこぼれて芽を出してきたものがいる。  先ずは紫蘇、これは大葉である。…

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ため息俳句 蛇きらい

 朝食を食べおえて、新聞を読んでいた。  なにやら庭先が騒がしい。  目をやると、婆さんが…

20

#5 恋のない身にも嬉しや衣更 鬼貫

 このところ、上嶋鬼貫『独ごと』がお楽しみである。  岩波文庫の復本一郎校注「鬼貫句選・…

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 心理的な変調が、身体感覚に反映するということは、よくあることだという。  何にも意欲を…

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