水野寛之

IT関連・サイエンス系ライター。1963年品川生まれ。東海大学航空宇宙学科卒。エンジニ…

水野寛之

IT関連・サイエンス系ライター。1963年品川生まれ。東海大学航空宇宙学科卒。エンジニアからニフティのシスオペ等を経て現在、フリーライターを細々と営む。

マガジン

  • 現実はSFに追いつくか

    SFに関連するノートのまとめ。主に自分用です。

最近の記事

SLIMの成果

■ピンポイント着陸成功  SLIMの目指したミッションのひとつ「ピンポイント着陸」は、わずか55メートルの誤差で成功しました。日常生活の感覚で言えば55メートルの誤差は大きいようにも思えますが、宇宙開発(というか天文学?)のスケールでは非常に小さいもので、実用化の目途が立ったともいえるでしょう。SF映画では、着陸とかドッキングとかの際には、目標がマーキングされている描写が多いですよね。「はやぶさ」の時も、タッチダウン前にターゲットマーカーを落として、それを目標にしていました

    • ボクがアラカンで就職したワケ

      noteも長い間(8年間!)ほったらかしにして、自分の移り気な部分がいやになる……のは、ひとまずおいて、今回は還暦間近で就職したことについてつらつらと書き連ねていこうかと。 【そもそも】普通の会社員がフリーライターになったワケ  1990年代後半、前の会社を退職してからずっと、フリーランスのライターとして生活をしてきました。次の就職先も決まっていない状態で、勢いに任せて退職してしまった当時は、ほかの会社に就職する気満々でした。実際にいくつかの会社さんからオファーももらって

      • 小説:ある商店街の戦争

        【投げ銭】最後まで読めます。気に入ったら投げ銭なりスキなり、コメントしていただけると励みになります。 この物語はフィクションです。登場する人物、場所、および団体は架空の物です。また、内容に一部犯罪行為が含まれていますが、決して犯罪行為を助長する目的はありませんので、あしからず。 --------------------------------------------------  私が故郷へ戻った理由は、父が腰を悪くして家業を続けるのが難しくなったためだが、働いていた会

        有料
        100
        • 日本初の国産ジェット旅客機「MRJ」

          【投げ銭】最後まで無料で読めます。気に入ったら購入してね。 2011年に学研から発行された「ニュースでわかる次世代マシーン」で書いたMRJの取材記事を加筆修正したものです。当初は2012年に初飛行を予定していましたが、大幅にずれ込んでいて、航空業界関係者をやきもきさせています。期待が大きいだけに、なんとかビジネス的にもうまく行って欲しいものです。 ---------------------------------------------------------------

          有料
          100

        マガジン

        • 現実はSFに追いつくか
          3本

        記事

          「タイムトラベル」の実現性を探る

          投げ銭システム  無料で読めます。気に入ったら購入してやってください。 KKベストセラーズのムック『語れ!タツノコ』(2013年)に寄稿したタイムトラベルの解説文です。紙面の関係で削った部分も追加しています。本ではイラストレーターさんに起こしてもらった図が入っていますが、こちらでは私が起こし直しているのでしょぼいです。作業の途中で図の間違い(ごめんなさい)も見つけてしまったので、いくつか修正も入れています。 タツノコアニメとタイムトラベルの深い関係人々を魅了するタイムトラ

          有料
          100

          「タイムトラベル」の実現性を探る

          5月いっぱいで常駐仕事から解放されるので、noteにも投稿増やしていこうかな、と思って原稿見返してみると、PCやNET系の記事は古くて出せないし、取材記事は恒星前のテキストデータしかないからちょっと躊躇しちゃう。画像も肖像権があるから、取材時の画像とか憚れるし。

          5月いっぱいで常駐仕事から解放されるので、noteにも投稿増やしていこうかな、と思って原稿見返してみると、PCやNET系の記事は古くて出せないし、取材記事は恒星前のテキストデータしかないからちょっと躊躇しちゃう。画像も肖像権があるから、取材時の画像とか憚れるし。

          東芝の音声合成・音声認識技術

          【投げ銭】有料設定ですが、無料で最後まで読めます。気に入ったら購入してやってください。 川崎市の小・中高生向け副読本用に取材・作成した記事です。当時(2005年)、川崎の東芝に入るとき、携帯電話のカメラレンズにシールを貼らされたことを鮮明に覚えています。実は、これは没になった記事なので、活字にはなっていません。同時に取材したロボットの方が掲載されたはず。 -----------------------------------------------------------

          有料
          100

          東芝の音声合成・音声認識技術

          「PCからの情報漏洩」

          「サイエンスウェブ」2006年6月号に掲載した記事です。 IT関連の記事は旬が短いなとつくづく思いますね。内容もかなり古く感じます。 現時点でもウィルスやら情報漏洩やらの問題は解決していませんが、Winnyなんて執筆当時は公判中で、その後最高裁まで行って無罪確定。2013年にはWinnyの作者、金子さんも亡くなったり。もしも警察が金子さんを逮捕するんじゃなくて協力を仰いでいたら世の中はどう変わっていたんでしょうかね? ---------------------------

          「PCからの情報漏洩」

          ナノマシン

          投げ銭システム 無料で読めます。気に入ったら購入してやってください。 こちらも「宇宙エレベーター」同様、三才ムック「科学のお値段」で書いた原稿(一部修正)です。皆川亮二氏のコミック「ARMS」(アニメは「Project ARMS」)に登場するナノマシンを題材に扱っています。ナノマシンの命令系統とかもう少し突っ込めたかな?という気がします。 目に見えない極小マシンが人類の未来を変える?ウィルスレベルの大きさで自律的に動く「ナノマシン」が現実のものになれば、医療分野や材料工学

          有料
          100

          ナノマシン

          JAMSTEC一般公開

          追浜のJAMSTEC横須賀本部一般公開に行ってきました。 写真は別の記事にまとめてみました。 昨年のダイオウイカからの「深海ブーム」はまだ冷めていないようで、結構な人出がありました。子供連れ、それもまだ就学前のお子さんを連れた家族が多かった気がします。横須賀が近いからでしょう。横須賀市は若い家族に手厚い行政をしていると聞いていますし、家族向けマンションも増えてますからね。近いし天気もいいし、ちょうどよい家族サービスw 広い敷地なので、人数の割に混雑しているという感じはあり

          JAMSTEC一般公開

          +18

          JAMSTEC横須賀本部一般公開

          JAMSTEC横須賀本部一般公開

          +18

          宇宙エレベーターの図

          宇宙エレベーターの記事内に使っている図は、NASAから持ってきた画像とスペース・ファウンテン以外はPowerPointで作成したものです。本では、これを元にイラストレーターさんが仕上げています。 スペース・ファウンテンの図は、Adobeのillustratorで簡単に作ったもの。本当はスカイフックとかの図も作ろうかと思ったけど、時間がかかりそうだったので(^_^;)

          宇宙エレベーターの図

          宇宙エレベーター

          投げ銭システム  無料で読めます。気に入ったら購入してやってください。 三才ムック「SF科学のお値段」(2009年)に掲載した「宇宙エレベーター」の記事です。当時放送中だった「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)」に登場した宇宙エレベーター(軌道リング)から宇宙エレベーター全般についての初心者向け解説です。なお、当時は「軌道エレベーター」と表記していましたが、「宇宙エレベーター」に統一しました。 上記画像はNASAの考える宇宙エレベーターの想像図 (c)NASA 莫大な費

          有料
          100

          宇宙エレベーター

          フォローした人のnoteが更新された時に教えてくれると便利なんだけどなぁ。まだフォローしている人が少ないから巡回するのも手間じゃないけど。

          フォローした人のnoteが更新された時に教えてくれると便利なんだけどなぁ。まだフォローしている人が少ないから巡回するのも手間じゃないけど。

          何ができるかどうなるか

          noteのアカウントとってみたものの、さて、どうしたものやら。 使い方もまだよく分かっていないし、ブログと何が違うのさ、って思っていたところ、堺三保さんが提唱していた「投げ銭システム」が面白そうだったので、ためしにやってみることにした。

          何ができるかどうなるか