記事一覧
2024年のおしごと(随時更新)
インタビュー新連載「板尾のめ゙」(板尾創路/カンフェティ)
◆パンフレット内インタビュー
レポート劇評・レビュー◆国際交流基金(JF)が一般社団法人EPADと共同で配信する演劇作品のうち4作の広報文を作成
・やしゃご『きゃんと、すたんどみー、なう。』
・劇団あはひ『流れるー 能“隅田川”より』
・ニットキャップシアター『カレーと村民』
・EPOCH MAN『オーレリアンの兄妹』
【毎月定期
「これは歴史の旅ではありません、政治の旅です」 ー パレスチナの国際演劇祭へ行ったときのこと
はじめてパレスチナからエルサレムへ移動したときのこと。
ベツレヘムからエルサレムへ向かう片道45分の民間バス。
突然、バスが停まった。乗客の何人かが立ち上がってバスから降りる。なんだかわからないままキョロキョロしていると、銃を持った若いイスラエル兵がバスに入ってきた。その武器の大きさにドキッとしていたら、彼らは無表情で興味がなさそうに、わたしのパスポートを確認した。
窓の外、バスから降りた人た
「高校演劇アワード2020」開催中止となりました
3月21・22日に予定されていた『いわて銀河ホール高校演劇アワード2020』が開催中止となりました。わたしは審査員のひとりとして伺う予定でした。
中止の理由は新型コロナウイルスの影響ですが、厳密には、高校の一斉休校にともなって登校禁止・部活動禁止となった高校が複数あったことだそうです。稽古もできなければ、部活として岩手県まで遠征することができません。そのため、主催側がコロナウイルスの対策どうこう
お正月、じぶんの運命に出会いなおす
『運命』なんていうとおおげさに聞こえるかもしれないけれど、ようは、巡り合わせのこと。
お正月は、自分が持ってうまれた巡り合わせがきわだちます。
たぶんたくさんの人が「家族とすごす」のだろうけれど、親戚一同集まるところもあれば、親兄弟と過ごすこともあるし、パートナーの家族とすごす場合もあるでしょう。もしふだんは離れて暮らしているなら、ひさびさに会ってつもる話をしたり、はたまた、苦虫をかみつぶしな
「べつにフェミニストじゃないんだけどさ、」と言いたくて
性別にかかわるなにか考えを言うときに、「べつにフェミニストじゃないんだけどさ、」と前置きしたことが、何度かある。
それは本心からの言葉で、わたしは自分のことをちっともフェミニストだとは思ってなかったし、フェミニズムにも興味がなかった。どちらかというと、名誉男性的な要素が強いと思っていた。
20代半ばには、男性社会と言われるいくつかの業界で働いていたけれど、なんの不便も感じなかった。セクハラらし