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細菌性敗血症:抗嫌気性抗生物質(例えば、ピペラシリン-タゾバクタム)経験的治療が、嫌気性菌対応抗生物質(例えば、セフェピム)と比較し悪影響を伴うことを示唆
研究概要: 成人の敗血症が疑われる入院患者において、ピペラシリン-タゾバクタムはセフェピムと比較して死亡率が高く、臓器機能障害の期間が長いことが示された。 詳細な結果: 90日間の死亡率: バンコマイシンとピペラシリン-タゾバクタムの併用療法は、バンコマイシンとセフェピムの併用療法に比べて90日間の死亡率が5%増加(22.5% vs 17.5%、P=0.002)。 臓器機能障害: ピペラシリン-タゾバクタムは、セフェピムに比べて臓器機能障害が2.1日多く、人工呼吸器非依