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ふと学校が恋しくなるのは



⁡学び舎を巣立って3年目が
近づいているだろうか。




ふと、

「学校楽しかったなぁ。」

と思う時が多々ある。






みんなで机を並べて勉強した日々
給食、お弁当、学食を共にした日々

どれもが恋しくなる。








9月中旬の今は、

体育祭の練習をしていたな、
体育祭の副団長楽しかったな。

なんて思い出す。




中学の時に
これでもかと意識させられていた
「団結」という言葉も

大人になった今、
めったに耳にしなくなった。





未熟でキザな思春期が
”青い空気”を含んでいたことに気づく。




「青春か、。」












学校が恋しくなるのは
何故なのだろうか。


良い思い出がそうさせるのか?

良い思い出なら他にもあるのに。












学校。

これほどにも
同世代に囲まれていた環境はない。



社会人になって会社に同期が出来ても
周りは年上の先輩たちであふれている。


先輩たちの空気の中に
”ぽつん”と、
まだ青い空気を帯びた自分が
混じわることなく漂う。











同世代に囲まれていた環境が
心地よいと感じたのは甘えではなく、
「仲間」だと思っていたからだ。


同じ年近くに生まれ
モー娘や犬夜叉にはまり、
ムシキングやラブベリ、
初期の任天堂DSど真ん中の世代だ。







「仲間」とは
”一緒に物事をする間柄”
”同じ目的を共有している人”
のことを言うらしい。


会社にも仲間がいるし
趣味の中にも仲間がいるだろう。

一緒に何かをし、
同じ目的を共有しているだろう。




ただ、きっと
同じ”青い空気”を含んでいた仲間は
きっとあの時の仲間だけだ。


未熟な思春期から
懸命に成長しようと
がむしゃらに空をきっていたあの時の。











私はまだわずかに、
青い空気を含んでいる。


しかし、これを
消しきってしまおうとは思わない。








過去の学び舎の思い出に導いてくれる、


その手がかりである空気を
私はまだ、




手放したくない。














サポートお願いいたします!といってもなかなか気がひけると思いますが、やはりサポートお願いいたします!!!!!!