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体毛を愛する途中。

先日、スーパーに買い物へ行った。

5月に入って寝るのも苦しいくらいに熱くなってきたので、半そで長ズボン、サンダルの恰好をした。

一か月以上知り合いに会っていない私は、ありのままの私だった。

腕毛も脇毛も、すね毛もそのまんま。伸び放題だ。元から毛が濃ゆいので、傍から見たら少し目立つ。

通りすがりの少年も、二度見するくらいだ。

通学していた時は、脱毛へ通ったり、それが間に合わないと剃ってみたり、女性というだけで、気にしなくてはならず「毛」というのは邪魔な存在だった。

しかし今は、知り合いに会う機会がないので、他人の目を気にしなくなった。スーパーへ行くくらいなら、誰に見られようとどうだっていい。知り合いじゃないし。せいぜい、誰かの記憶に「毛が濃ゆい女」と残るだけだろう

毛を気にしてなくて良い生活は、本当に楽だと感じる。

毛がなくて綺麗なほうが見栄えがいいけど、「毛の処理」という作業が今まで自分に大きなストレスを与えていた事を知ってからは、伸びっぱなしにしている。

この姿で知り合いに会うのはまだ抵抗があるけど、「フェミニスト」な考えが、もっと広がっていつかはこの姿で、堂々と街を歩きたい。

そして、この姿で知り合いに会う勇気も持ちたい。


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