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韓国文学を読んでみる

自宅自粛で時間が有り余っているので、読書をしようと本を選んでみる。

適当に検索していると、

「82年生まれ、キム・ジヨン」に目が留まった。

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大学でも、ジェンダーについて学ぶ機会が多かったので、韓国ジェンダーについて描かれているこの本を読んでみることにした。

主人公である「キム・ジヨン」という女性の記憶に基づいた告白と、その告白を裏付ける各種統計資料と記事という二つの軸で語られている。1982年に生まれたキム・ジヨンというありふれた名前の女性の少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通して、韓国のジェンダー意識に関わる現代史や社会問題を織り交ぜながら、女性が負う重圧や生きづらさを映し出す。過去と比較すれば制度的な性差別は緩和された時代において、未だ残存する見えない差別がどのように女性の人生を制約し、抑圧するのかを著者は本書で描いている。(Wikipedia)

活字の苦手な私が3時間で読んでしまうほど、夢中になる本。

読み進めると、幼少期に私自身も受けた性差別があった。気づかないうちに「仕方ない、当たり前」だと感じていた性差別や生きづらさが描かれている。本ではそれに対して、きちんと「おかしい」と意見する場面があり、幼い頃に、性差別に疑問を抱いて意見できるのが羨ましいと思った。

私が特に印象的だったのが、結婚して子供を産む時に「男の子が生まれるまで生む・女の子を消す」時代があったことだ。

日本でも、同じように男の子を望む人が多い傾向にあったと思う。

私の家族も、平均より子供が多い。しかも、末っ子のみ男だ。この本を読んでみて、両親が、男の子が生まれるまで子供を産んだ・男の子を望んでいた。のかは分からないが「ひょっとして...。」と考えてしまった。

韓国の方が日本よりも男女差別があると書いてあり、韓国社会について興味が湧いた。なぜ男女差別が日本より大きいのか。現在はどのような男女差別があるのか等について少し調べてみようと思う。

韓国文学って結構面白い。(一冊しか読んでないけど)


あとこの本は、男性が特に読むべき本だと思った。男性側も男女差別を受けている場面はあると思うけど、女性の立場を知るべき。


(そして元から結婚願望は無いけど、結婚って私にとってハードル高いなと思った。)




韓国って全体的にセンスが良い気がする。

映画の広告も本のブックカバーも、シンプルで印象が良い。来世は韓国で、広告会社に勤めてみたいな。



もう少し、韓国文学を読んでみよう...。

時間はたくさんあるからね!!!!









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