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本棚から~革命のファンファーレ~

西野亮廣さんの革命のファンファーレ。
数年前に読み終えた時と同じような感覚が蘇ってきた。
読み返してみると、その頃の思い出も、ふと出てくるのも気持ちが良い。
あ〜、なぜか2冊持ってたなぁ
あ〜、川西市に講演会いったなぁ
あ〜、神社で写真撮ってもらったなぁ
あ〜、今は何されているんだろうかぁ
あ〜、今もいろいろなことしてるんだなぁ
と、西野さんの動向を今、検索エンジンに入力している自分がいる。

【革命のファンファーレ 現代のお金と広告】

2017年発売の書籍になりますが、初めて読んだのは発売2年後くらいだったように思う。
心に残っている内容を改めて、少し整理しようと思う。
(少し文字のアレンジをしております)

やりたいことが見つからないことは間違いでもなんでもない

肩書きが猛スピードでなくなっている時代、誰もが新しい肩書を手に入れるチャンスがある時代。
たくさんの選択肢を持っていていい。
働き方、モノの売り方、お金の形が変わり、常識が変わり、道徳が変わってきている。

そして、
自分が行動する中で大切なのことは、信用を得るために嘘はつかないということ。
嘘は感情でつくのではなく環境によって嘘をつかされるのだ。
嘘をつかなくてもよい環境(安心できる環境)を作っていくことはとても大切になる。

体験とお土産

モナリザもグランドキャニオンもテレビなどで知っている。
それでも現地に旅行費を払ってでも見に行きたいと思う。
すでにある程度の実力や内容が測れているモノに反応し、それを生で見るとどうなるのという関心、体験作業のために人は重い腰をあげることができる。

お土産はとても重要な仕組み。
楽しかった出来事を思い出す装置として必要になってくるから↓
自分の作品をお土産化してしまえばいい。
自身の個展の出口で本を売ったら飛ぶように売れた。
体験とお土産がセットになると、そこにお金が生まれる。
ディズニーランドも帰りのお土産コーナーを回避できる人はいないと思う。

そして、最強の広告効果がある口コミに繋げていく。
会社からの広告ではく、友人などの「楽しかった、よかった」が響くのである。
いかに口コミをさせるか、が大事になる。

社会と一体化する仕組み

えんとつ町のプぺル×ハロウィン(ゴミ問題)×掃除
これを紐づける作業を行う。
絵本での出来事を現実、そして社会問題に繋げることで、認知度がさらに高めることができる。
この刷り込み効果を執念と呼べるほどの繰り返しで行うのである。

結局は、みんなお金を出さないのではなく、お金を出すきっかけがないのだ。
スナックなどコミュニケーションが自然と発生する場所に絵本を置くことで
みんな購入してくれる。
どんな環境でどんな方法で、を仕組みにする。

余談

数年前の西野さんの講演会でのこと。
(お金の話)
えんとつ町のプペルの作成は分業制。
世の中は分業制であるが絵本業界はほとんどがそうでない。
できてない理由は市場が小さい、給料が用意できない、お金がないからだ。
それぞれの人の給料を用意しないといけない根本的な課題。
クラウドファウンディングを通し、支援をいただき、みんなで完成までさせる。ここにお金が生まれる。
お金とは何か。それは信用である。

(仕事の作り方)
他人との差異は誰もがあり才能は今からつくれる。
飛行機がなんで飛ぶか。飛ばなしゃーないからです。
飛ばないとみんな死んでしまうからです。
先天的に極端な環境をつくるとやらなきゃいけない状況になります。
後天的なものは才能やアレンジ、その人の持っている叶えたい執念。
死ぬ環境じゃないと天才になれない

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