0302

本/映像 日記帳。 誰に向けたものでもなく、備忘録。言語化の練習も含む。

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最近の記事

「幽遊白書」を読んだ。

職場の上司から借りて読んだ。 題名はもちろん、作者名も勿論知ってる。ただ、冨樫作品はこれまで一作も読んだことなかった。バトル漫画系の金字塔である印象があったが、最近ラブコメ寄りの漫画を好んで読むせいか、お腹いっぱいだった。 だが、飲みの場で「貸してください!」と言ってしまった手前、読んで返すわけにもいかず、借りた翌日に手に取った。 まず、ヒシヒシと感じられるのが当時の作風。今の漫画でも時々意識的に描かれているレトロチックな作画、コマ割り、セリフ、全てが天然モノ。なんとなく昔

    • 「シャッターアイランド」を見た。

      シャッターアイランドを見た。先日視聴した「インセプション」に引き続き、2作連続でレオナルドディカプリオが主演の映画を視聴してる。夢に出てきそう。 大まかなあらすじとしては、保安官である主人公が閉鎖された島(精神病患者を収容している隔離施設のみ聳え立つ)で起きた事件を調査しにいく、その調査を進めていくうちに島全体の陰謀に気づき、、という話。 謳い文句として「衝撃のラスト」とデカデカと宣伝されていたが、そういうのは言わないからこそ身構えずに楽しめるんじゃないかと思う。ラストがどん

      • 「インセプション」を見た。

        超今更ながらインセプションを見た。事前知識としては、夢を扱う映画、ラストに考察の余地あり、今敏のパプリカに影響を受けたという前情報のみ。 実際に視聴してみて、流石クリストファーノーランが構想に長い年月を費やしただけのことはあるといった作品だった。 夢と現実という二軸ではなく、夢と現実と明晰夢の三軸をテーマにした作品だった。他人の夢の中に入り込み、夢の中で相手の潜在意識に思想やアイデアを植え付けるというもの。時には夢の中で相手に夢であることを自覚させて明晰夢にするシーンもあり、

        • 「銭ゲバ」を読んだ。

          銭ゲバを読んだ。上下二巻。 名前は聞いたことある、あらすじは耳に挟んだことがある程度の認識。とりあえず金が大事、そういう主人公の立ち振る舞いを描いた物語かなあという感じ。 感想としては、銭ゲバって主人公だけでなく、人間誰しもが銭ゲバの一面を持ち合わせていて、それが大部分を占めるか少し脳の片隅を巣食っているかの違いで世の中は成り立っていると感じた。 銭ゲバは、作中ではお金が大好きな主人公「蒲郡」を示しているが、蒲郡はなるべくしてなったと言わざるを得ない環境で育ってきた。 DV

        「幽遊白書」を読んだ。

          「拳児」を読んだ。

          拳児を全巻読んだ。21巻だったかな。 表紙見てなんとなく好きそうな絵柄だった。 男の子?女の子?わからないけど恐らくこの子が色々戦って成長していく、笑いあり涙ありの王道少年バトル漫画かなーと予想し読み進める。 主人公である「剛 拳児」が、祖父から受け継いだ技や戦闘スタイルを活かして学校内で不良と戦ったり街のチンピラとバチバチにやりあったりするという王道展開から始まる。祖父は凄腕格闘家、母は真逆で、拳児が喧嘩をするのには反対で平凡な毎日を過ごしてほしいと願う少々ヒステリック気

          「拳児」を読んだ。