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【第4章】華の芸大生篇(ともユッキー過去篇)

前回までのお話⬇️
https://note.com/0420tomoyuki/m/mc7fe2d63f825

何やかんやで高校を卒業した俺。

小中学校迄とは全く真逆で、卒業式では 1ミリの涙も出なかった。
というより卒業式の記憶もさしてない。

当時 俺は見かけによらずクラスの委員長をやったりしていた影響もあり、専攻・コースの代表者として選ばれていた。
代表者は「各専攻の生徒一同を代表し卒業証書を受け取る」という大役を任される。

しかし式当日は「深夜ラジオを聴きながら、自分が事前に投稿したメールが読まれるか確認しつつ リアタイでもメール投稿」という毎週恒例のルーティンを前夜に行った事と
「そもそも論、式が超絶つまらない(小中学校と違い在校生・卒業生の各贈る言葉&歌のコーナー的なものが無い為)」という2つ理由から、俺は最前列にて爆睡。
※ちなみに、こーゆう場で恒例で涙する俺の母親も「最前列で爆睡するアンタの神経は信じられないが、確かに式はつまらなかったし今回は涙は出なかった」と不満げに語った。

代表として名前を呼ばれる時もまだ俺は爆睡中で、周りに叩き起こされる形で起きて若干のラグを発生させながら起立。
名前呼びに対する返事も声が変なトーンになっていたそうだが、
俺は寝起きなのでその事に気付いてすらいない。

まぁ ナニとは言わないが、俺の相棒も同時に起立してなかった事が唯一の救いと言えるだろう。

そんなしょーもない下ネタはさて置き、俺は高校卒業後は大学へ進学した。

高校が「普通科 アニメデザインコース」と言う特殊な専攻であった事もあり、俺は「芸術大学」の「芸術学部」に入学する事になった。

芸術だけでなく科学部門やその他多彩な学部もあったが・・・

まぁ大学名にも「〇〇芸術科学大学」と「芸術」の文字も入っているし一応は「芸術科学」の出身と名乗っても差し支えないと思っている。

大学は「山の頂上」という学生からしたら通学において立地が終わっている状態だったが、校内設備が充実していたり、
そもそも校内を24時間365日利用出来たりと大学としての環境は良好だった。

加えて これは後々の学生生活に関する事でも有るが、特定の芸術学部内のゼミには所属するものの
他のゼミの授業や取り組みに参加できたり、やりようによっては他の学部の授業も学べた
ので
俺の所属は「芸術学部 イラストレーションコール(ゼミ)」ではあったが、別の教授に誘われて別ジャンルの芸術系の取り組みも積極的にやっていた。
(各学んだ内容やら、取り組みの内容について話し出したら長くなる + 小難しい話になるので、また何か機会が有れば!笑)

入学当初は高校生の時同様「花沢 類的なクールキャラ」を目指し奮闘していた・・・

が、案の定入学1週間で行われた宿泊研修(という名の宿泊型交流会)でメッキも剥がれて、普段のワイワイガヤガヤの俺のキャラが露呈し定着した。

露呈した経緯も、これまた高校の時同様で「他クラスの友達と話している姿を見られる」というもので何も学習していない俺の浅はかさが見て取れる。

何はともあれ、その浅はかさのお陰で学部の仲間達とも馴染む事も出来て結果オーライ。
紆余曲折あれど、家系ラーメンばりに濃厚な大学生活を送る事が出来た。


大学の醍醐味の1つでもある「サークル」
漏れなく俺も「軽音部」に入る事にした。

とは言え俺は楽器がからっきし出来なかった。

その為俺は「ボーカル・MC(ラッパー)枠」で入部希望を出した・・・

しかし「軽音部」には「全員何かしらの楽器をやる事」という暗黙のルールが存在することを先輩から言われた(そう、矛盾である)。

なので俺は一応は形式上ギター&ボーカル担当には成ったが、まぁ言うまでもなく俺が手にしたギターは「音色」という物を奏でぬままフェードアウトしていった。

理由は「軽音部あるある」や「楽器あるある」なのかも知れないが、歌う時には手が動かなくなり、手が動く時には歌えなくなり、
全くギター&ボーカル担当として向いてない体質である事が発覚したからだ。

その後同じ学部の友達に「ダンス部」にスカウトされたが、幽霊部員となってしまった。
ダンスに関しては今になって思う事だが、ダンスを見るのも好きだった分 ちゃんと通って俺も踊れる様にしとけば良かったと後悔してる。


恋愛面に関しては有難い事に大学でもいっちょ前に「彼女」も居た。

これを聞くと長い期間居たような口振りだが、期間にして1年も経ってない間に破局してしまった。

しかし今回は高校時代の反省を生かした行動をとっていた。

大学1年目にして好きな子には自分から猛アピールしまくった。
露骨に「好きです」感を出したり、周りに協力して貰って遊びにも誘ったりしていた。

そしてその時期がカップル成立ラッシュだった事もあり、俺からの告白で見事交際スタート。
(この時の猛アピールの内容はまた別の機会に)

交際後も同じく高校の時の後悔と反省から、カッコ付けずに本心のまま「好き好きアピール」を続行し絵に描いたようなラブラブだった。

そう、≪だった≫のだ。 正確に言えば「≪俺は≫ラブラブだと思った」というのが正しい表現だろうか。

前回迄の「ともユッキー 過去篇」をご一読頂いた方はお解りになるかと思うが、
どこに行っても俺自身「おちゃらけ担当」「バラエティ班」「いじられ役」という立ち位置になる事が多い。
無論俺自身その立ち位置は居心地も良いし、割と好きなのだが・・・
この件に関しては完全にそれが仇となった。

これは破局後に風の噂で聞いた話だが、別れる原因は
「俺が普段ニコニコしてる「おちゃらけ担当」「いじられ役」が、急にイチャイチャ・ラブラブモードや彼氏テンションモードに成るのが嫌」
との事だった。

他にも後々聞けば俺が原因となる部分は勿論や、その他俺が本人から別れ話を切り出される際に聞かされた「外的要因」の部分など様々な理由はあるそうだが、細かい事を言えば元カノの個人情報や私情の事になるので今回は伏せておく。

まぁ、何はともあれ大きい理由としては前述した「通常時と2人で居る時とのテンションの違い」が耐えられなかったらしい。

ただ、ピエロだってずっと家に帰って迄ピエロをしている訳じゃない。
「おちゃらけ担当」「いじられ役」だって、彼女とはイチャイチャしたいし彼氏テンションでキャッキャしたさ・・・

えっ? そうですよ??
見かけや普段の言動に寄らず彼女や嫁さんとは、がっつりイチャイチャもしたいし
ずっと好きな人とは、ラブラブで居たいタイプですけど何か!?

あっ、そんな事は聞いてない? 

失礼致しました。
つい取り乱してしまい、お見苦しい所をお見せしてしまい大変申し訳ございませんでした。笑


話を本筋に戻します。

そんなこんなで俺は彼女と破局した後、特にラブロマンスの話はなく大学を卒業してしまった。

だがその他の事では大学では充実した楽しい学生生活を送っていた。

日々の課題・作品作り・プレゼンや卒業制作は大変な反面めちゃくちゃ楽しかった。

専攻の「イラストレーション」もそうだが「デザイン」「芸術」「ブランディング」様々な分野の講義があったのもあるだろう。

それによく仲の良かった男友達で色んな所に遊びに行ったりして「キャンパスライフ」という物をエンジョイしていた。

ちなみにその中の数人とは所在地がバラバラになった今でも交流があり、定期的にZOOM飲み会で近況報告をしたり、集まって一緒に遊んだりしている。

そして大学内にある購買のオバちゃ・・・お姉さま方と仲良くなり、頻繁に通っていた事もあり、大学時代で俺は「デブ」となった。

まぁ・・・大学時代の話せる話はここまで!笑

その他はここでは言えない事のオンパレードなので、やった悪事やら俺的面白エピソードはまた何か話す機会があったその時にまた語らせて頂きます。

この「大学時代」でも同じく俺はアイドルオタクとしては健在だった。

AKB48 中村 麻里子さんのガチオタとして握手会やライブにも頻繁に行き、中村 麻里子さん卒業後は岡山県発のアイドルユニット「feelNEO」さんに夢中になりそれぞれ楽しくも濃い時間を過ごしていた。

この部分も話し出したら長尺の話になるので、またの機会にさせて頂きます!


そして大学卒業。

今回の卒業式も高校の卒業式同様泣くことはなかった。

同じく親も。

だが今回に限っては「詰まらなかった」からじゃなく「楽しすぎて」が理由だった。

無論卒業式自体は詰まらなかった(笑)

ただ周りにいた友達や、送ってきた大学生活の内容が充実していたから楽しさで泣くことは無くずっと笑っていた。

親も笑っていたが、それと同時に俺と友達の写真や世話になった教授たちの写真をバシバシ撮影していた。
さながらその姿は「動物園に来てテンションが上がってる母」という表現がピッタリだった。


俺は大学卒業後、地元岡山県でも有名な広告代理店に就職した。

自画自賛になるが、俺にしては大手柄かつ「学部内実力・成績ランキング」の大番狂わせとなる就職先の内定を俺は勝ち取った。

その証拠に その企業に入社したのはウチの大学では史上2人目で数年ぶりの快挙だったとの事。

その事もあり大学の「キャリア支援課(就活を支援・サポートする課)」から、
同級生や後輩たちの「就活について」の講義や講習会・セミナー、広報誌の取材などで引っ張りだこだった。

人前で話す事やプレゼンは好きだったし、何よりご飯を奢って貰えたりギャラが出たりQUOカードが支給されるので毎回二つ返事で引き受けていた(笑


今回の「華の芸大生篇」はここまでですが、上記記載の通り次回は「地方広告代理店編」です!

「学生篇」のエピソードが全て終了し、ついに「社会人篇」に話が突入します!!

正直に言います。

これ以降の「社会人篇」は、世の中の闇の深い部分と俺の性格の性格の悪さが頻繁に出ます。

その為、今後もご一読いただける方々は くれぐれも覚悟してお読み頂く様 宜しくお願い致します。

胸糞展開や鬱要素もあるかと思いますので、読むときの精神状態にもくれぐれもお気を付けください。

ただ精一杯少しでもエンタメとして楽しめる様に書く様に努めますので読んでもらえると嬉しいです

・・・あと「社会人篇」を読んでも俺の事、嫌いにならないでくださいね!笑

いつも長文を読んで頂きありがとうございます!

ではまた🐷

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