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長女の憂鬱

昨日、寝しなに

「ママ、木曜日なんだけど、良いことと
 悪いことがあるのよ」

「なになに?その天国と地獄みたいなやつ」

「まず良いことからね。◯ちゃんと遊べること」

「あー、先週は◯ちゃん用事があって
 遊べなかったもんね」

「それは良いんだけど、悪いのが縦割り班遊び
 があるんだよー😩」

縦割り班遊びとは。

どこの小学校でもあるのかな?
1年生から6年生で遊ぶこというらしい。
何人かずつでグループ分けを
されているようです。
 

学年を問わず遊ぶために導入されたのか?

私の時代にはそんなものは
なかったような気がします。

「え?縦割り班遊び今まで嫌とか言ったこと
 ないのにー。今の班が嫌なの?」

「そうじゃなくて、次は5年生が代表で
 決めないといけないんだよー」

なるほどなるほど。

遊びを考えるのは6年生。
今までは6年生が決めた遊びを
みんなでやっていたようですが、
6年生は卒業間近、
4月から6年になる5年生が
主導でやらないといけなくなって
しまった様子。

家では仕切りまくりの長女ですが、
一歩外に出るとそんな長女は
消え去り。
消極的で自信がなく静かなタイプ。

自分から率先して何かを行うことはないし、
話すこともない。

そんな長女が最終学年になり
みんなを引っ張る学年に。

まず最初の難関が来たらしい。

「何すればいいのか思いつかないよ😰」

「今までやってきたことでいいんじゃん。
 5年生は長女ちゃんだけなの?」

「いやー、◯くんと2人」

その子は私も知っている男の子でした。
幼稚園が同じだったし、
よく授業参観でもハキハキ発表し、
代表的な役もよくやっている子。

「おー!◯くんならいいじゃん!優しそうだし
 頼りになりそうじゃん」

「いやー、全然良くないよ(-。-;全然話したこと
 ないもん」

「えー!幼稚園一緒だったのにー!」

「男の子と話さないもん」

ま、長女は女の子とも決まった子としか
話さないもんね(; ̄ェ ̄)

「あー、憂鬱。木曜日マジでヤダ😩」

「◯くんに任せちゃいなよ。きっとテキパキ
 やってくれるよ」

「そうだけど、それじゃあ、
 私ただのお荷物じゃん。
 役立たずになっちゃう」

ほー。
そう思うんだね。
この辺に長女の真面目さが滲み出る。

私ならやれる人がやればいい。
やりたい人に任せよう。
他力本願😅

頭を抱える長女に
どう言えばいいんだろう。

私も頭を抱える。

「得意なことをやればいいんだから、
 苦手なことは人に任せたら。長女は
 家では次女ちゃんの面倒見るんだし、
 そういうことで良いんじゃない😄」

「は〜😮‍💨」

深いため息が漏れる。

長女は何かを発言することで
役に立つことをしたいのかな。
と思いました。
やるからには役に立つことを。
それがプレッシャーになり
憂鬱感を引き起こしている。

人には得意不得意があるもんだから
気楽にやれ〜。

私はそんなふうに思ってしまう。

木曜日の縦割り班遊び。
どんな風に乗り切るのか??

試練を乗り越えた時、
長女はまた大きく成長するだろう。


読んで頂きありがとうございます。
今日もみなさまがhappyな1日を過ごせますように。


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