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読書記録「螺旋の手術室」

〜今日の1冊〜

今日は知念実希人さんの作品を紹介します。

純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、手術中に不可解な死を遂げた。彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。二つの死の繋がりとは。大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。父・真也の死に疑問を感じた裕也は、同じ医師として調査を始めるが…。「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、慟哭の医療ミステリー。

Amazonより

〜読後の感想〜

ちょっとこの作品は普通の医療ミステリーとは違う感じでしたね。
いえ、前半は普通の医療系の話かなって思ってたんですけど、後半になってくると「え?」「どういうこと?」ってなりました。
犯人に関しては最終的に消去法を使って分かった感じだったので、そのへんはあんまり悩んだりってことはなかったのですが、犯人が隠していた「秘密」がまた面白い、こんな秘密があったのかと。
秘密の内容もさすが医療に関わる方が書いた作品だなって思うような秘密でした。
医療ミステリーでありながら後半はあっと驚くような仕掛けもあり、医療系のお話が苦手だなって方にも読みやすい作品だと思うのでぜひ読んでみてください。


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