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とてもときめいたあの夜の日

ポルポル揺れる白い粉雪

スノードームの中から生まれた

裸電球のような魂

誰もいない場所にぽつんと現れた

ほんの少し焦り

だから

君の家に向かう事にしたよ

おかしいって笑ってほしい


やがて見えない雪道の渦


貴方と映画のような人生を送るという事

私にはできるのだろうか

あなたがこの冬に居てくれればいいのに

吠えて　吠えて　寂しくて

歩いて　歩いて　足跡だけ


ホットワインをそっと一口


幼い頃に感じた生きてる感覚

命のように煌めく飛行機雲

それは　時が進んだことの証明だった


よし　夢を捨てます。

夢を捨てましょう。

そして

あなたに私を売りましょう。

さあ

こちらのスノードームはいかがですか？

※ こちらの美しい絵は、モリコハル様の画像を使用させて頂いています。