深夜食堂しまながし 2024.03
はじめに
大阪北新地にある、「深夜食堂しまながし」へ伺いました。
名店から島流しされた食材を美味しく、より手軽に頂けるお店。
ということで、火曜日から土曜日は21時~翌日6時、日曜日は18時~翌日3時と、かなり背徳感のある営業時間。
開店21時の席ならば予約できるとのことだったため、予約して伺いました。
勝手に評価!
総合評価:4.2 凄く良い!
料理・味:4.2
サービス:3.7
コスパ:4.7
雰囲気:3.8
実際に食べたもの
健啖家2名での利用、1軒目を控えめにしたこともあり、色々頂くことができました!
お通し
クミンが効いていて、人参の甘みをより感じられるソースでした。
もちろん、鰤は臭みが全くなく、むっちりとした美味しい鰤でした。
一品料理
レバーらしいねっとりとした濃厚感はありつつも、こちらも臭みや癖が全くない。(レバー嫌いな私が言うのだから、間違いない)
ごま油と塩のシンプルな味付けに、食欲がそそります。
クジラは過熱加減が難しいと思うのですが、たんぱくながらも旨味を感じられる火入れ。
甘さがしっかり効いたソースですが、たっぷりのみょうがと玉ねぎと食べると清涼感が加わって箸が止まりません。
パリッと香ばしい皮の下には、ふっくらと鰤のような脂がのった身。
骨までしゃぶりたくなる美味しさです。
こちらの豚焼売は必食の一品だと思います。
お肉は驚くほどにふわふわ。
口に入れた瞬間に肉汁と旨味があふれ出しつつも、すぐに溶けてなくなってしまう。
おかわりすればよかったと後悔しております(笑)
とろみのあるお汁は、シチューのようにまろやかクリーミー。
酒粕の癖はほとんどなくて、とっても頂きやすかったです。
そして、メニュー通り、具の比率が高くて嬉しい限り。
蟹のほぐし身は沢山入っておりますが、優しい風味で食べやすい。
ホワイトソースは密度が高く、背徳感感じる美味しさ。
ちょっと塩気が強く感じましたが、やっぱり美味しい。
身には溢れんばかりに肉汁が詰まっており、人目お構いなしに骨までしゃぶってしまいました。
皮で身を包むように丸めて揚げているためか、驚くほどにジューシー!!
身は肉厚ながら柔らかく、一分も経たずに完食していました。
こちらも必食の一品です!!
カリッとしたトーストで挟まれた牛肉の赤ワイン煮込みは、赤ワインのキリッとした風味は控えめ。
和食らしい優しい甘みやまろやかなコク、そこに加わるチーズの風味にほっこりします。
牛肉の火入れは言わずもがな、自家製ソースがとっても美味しかったです。酸味のないオーロラソースのようでまろやかなコクが感じられます。
私は「揚げ物の衣をソースでべちゃべちゃにしたくない派」なのですが、こちらのソースはたっぷり付けて頂きたい。
揚げ物が総じて美味しく勝利を確信しておりましたが、こちらも美味しかったです!
豚タンはこんなに極厚なのに柔らかく、咀嚼の感覚がない。
スパイシーでありつつまろやかなカレー。
ぷるんぷるんで柔らかいホルモンからは甘い脂が溢れ、最高過ぎる締めです。
最後に他の方が召し上がっていて気になったので、思わず注文。(笑)
コラージュのようなもちもちな身と甘い脂がたっぷり。
このコッテリ感がたまらなかったです。
どのお料理も美味しかったです!
特に豚焼売、大山鶏の唐揚げ、ホルモンカレーは必ずリピートしたいなと思いました。
サービス
お店の方は寡黙でいらっしゃるようでしたが、お取り分けのお心遣いやお声がけなど、温かなお人柄を感じました。
早いペースで頂いていた我々に合わせてお料理をご提供してくださったことも大変嬉しかったです!
お値段
この量と飲み物3杯で16,000円/2名でした。
信じられていないほどのコスパの良さ。
(安くとも20,000円はすると思っていました)
まとめ
良いお店を見つけてしまいました。
大阪へ伺う際は、できる限り訪問したいなと思っています。
ちなみに予約できずとも、お店のInstagramで当日の空席状況が配信されるみたいなので、ふらっと2軒目、3軒目利用できそうですね!
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