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僕は妹に恋をして。そして……!!|『ボーン・アルティメイタム』(2)

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テーマ発表!!


 前回に引き続き、映画「ボーン・アルティメイタム」をベースに新しい物語を妄想します。

※「ボーン・アルティメイタム」のストーリーなどについては、前回の記事をご参照ください。


妄想開始!


嘉村 それではまいりましょう!

三葉 はい。

嘉村 「ボーン・アルティメイタム」は、超人的なパワーを持つ主人公が、
「敵組織の内部にいながら、組織に疑問を抱く者」と連携するなどして敵に打ち勝つ物語ですが、「設定を思いっきり変えても面白くなるのでは?」ということで……さて!どんな物語にしましょうか?


案①


三葉 まずは、「ボーン・アルティメイタム」風の物語を作る時に注意すべきポイントを確認しておきましょう。


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三葉 ……ですね(より詳しくは前回の記事で)。

嘉村 ふむふむ。

三葉 以上を踏まえて「案①」は……ズバリ!「『ボーン・アルティメイタム』 ~『僕は妹に恋をして』編」です。


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嘉村 妹に恋……危険な香りがしますねぇ。

三葉 「ボーン・アルティメイタム」と比較すると以下のようになります。


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三葉 ストーリーをご紹介しましょう。主人公は男子大学生です。彼は文武両道の男。勉強も得意ならば、運動にも長けている。特に、空手には自信があった。

嘉村 ほぉ。

三葉 特技は蹴り技です。「蹴撃の貴公子」なんて呼ばれていましてね。

嘉村 どこかで聞いたような……。


三葉 また、性格もいい。快活にして、小さなことにはこだわりません。ついでにイケメン。

嘉村 ふーむ……万能タイプですね。

三葉 さて、そんな彼には素敵な恋人(以下、A子)がいました。ある日、A子がガラの悪い連中にしつこくナンパされ、困り果てていた時のこと。そこに通りかかったのが、われらが主人公です!彼は億することなくA子に救いの手を差し伸べ……2人は間もなく交際を開始しました。

嘉村 ……この主人公、カッコよすぎません?

三葉 まぁ、たまにはそんな主人公もいいじゃないですか。

嘉村 うーむ。

三葉 続いてA子。彼女は、ミッション系の女子大に通う大学生です。彼女はキュートで美しい。その上、物腰柔らかで、気品まで漂っていた。

嘉村 ははぁ。

三葉 A子は、どうやらとある地方都市の大金持ちの娘らしいのですが……あまり実家のことを話したがらないので、詳しくはわかりません。

嘉村 ほぉ。

三葉 主人公は、「もしかすると親と上手くいっていないのだろうか?」と感じていました。自分の恋人がどんな家で育ったのか、気になるといえば気になりますが……誰にだって話したくないことはある。主人公は、それを追及するほど野暮な男ではありません。「いつかA子が、自分から話してくれるのを待とう」と考えていた。ちなみに、A子は現在大学の寮で暮らしています。

嘉村 なるほど。

三葉 とまぁいろいろ申し上げてきましたが、要するに……2人は大変お似合いのカップル♡彼らは深く愛し合っていました。

嘉村 ええ。

三葉 ……が!ある日、ふいにA子と連絡が取れなくなってしまう。

嘉村 おー!

三葉 電話がつながらない。メールやLINEを送っても、返事がない。主人公は不安です。

嘉村 でしょうねぇ。

三葉 彼は、A子の大学へ向かいました。キャンパスを歩き回り、彼女の友人を探す。幸い、過去何度か挨拶を交わしたことのある、A子のルームメイトが見つかりました。主人公は、A子の行方を知らぬか尋ねる。友人曰く、「A子のお兄さんが、実家に連れて帰りましたよ」。

嘉村 ほぉ。

三葉 主人公は胸を撫で下ろした。そうか、実家だったか!よかった。事件や事故に巻き込まれたわけではないんだな。しかし……友人は続けた「ただ」「ん?」「気になることがあって」「何だい?」「あの……お兄さんが、かなり強引だったんですよ。A子の腕を掴んで無理に車に押し込んで」「えっ?」「A子は取り乱し、お兄さんに抵抗していました。でも、結局そのまま連れて行かれてしまって……。私、驚いてA子に電話をしたり、LINEを送ったりしたんですが、その後一切連絡が取れないんです」。……どうやら、胸を撫で下ろすのは早すぎるようです。

嘉村 ですね。

三葉 何やら嫌な予感がする。かくなる上は……よし。実家に行ってみよう。それしかない。主人公は電車を乗り継ぎ、とある地方都市にやってきました。そして、A子の実家へ向かう。

嘉村 ふむ。

三葉 彼女の家の前までやってきて……主人公は驚いた。「金持ちのお嬢さんだろう」と感じてはいたものの、まさかこれほどとは!「『こち亀』に登場する中川邸のようだ」と言うのはいくら何でも大げさですが、「ちびまる子ちゃん」の花輪邸ほどはありそうな大邸宅だったのです。


嘉村 ほぉ。

三葉 主人公が巨大な洋館を眺めていると……「おい」。ふいに、背後から声がした。振り返る。途端にぶん殴られた。

嘉村 えっ!

三葉 突然の衝撃です。痛みよりも驚きが強い。主人公はバランスを崩す。体がふらつく。そこへ、すかさず蹴りが飛んできた。主人公は慌てて体勢を整えようとする……が、ダメだ。間に合わない。モロに蹴りを受け、ひっくり返った。瞬間、彼は考える。この蹴りの鋭さ、そして重さ。空手有段者の主人公にはわかる。相手はただ者ではない。喧嘩慣れしている。

嘉村 ふむふむ。

三葉 相手は2人組です。どちらも黒いサングラスに、派手なスーツ。ネクタイには金糸銀糸の刺繍がある。……一目でわかる。ヤクザだ。武闘派のヤクザ。チクショウ。よくもやったな!

嘉村 ふむ。

三葉 主人公は素早く立ち上がり、反撃に転じようとする……が、先手を取られたのは痛かった。彼は立ち上がる間もなくボコボコに殴られ、蹴とばされた。まさにサンドバック状態です。

嘉村 あー……。

三葉 しばらくして……ヤクザは「悪いことは言わねぇ。とっとと東京に帰るんだな」と言い残し、去っていった。主人公は、ノロノロと立ち上がる。腹や太ももの辺りに強い痛みが走る。チクショウ!一方、顔はほとんど無傷だ。「目立つところには傷を残さない」……やはり喧嘩慣れしてやがる。プロだ。

嘉村 ほぉ。

三葉 その日、主人公は駅前のビジネスホテルに泊まりました。患部を冷やしながら、彼は考える。初めての土地に到着した途端、喧嘩慣れしたヤクザに蛸殴りにされた。しかも、「とっとと東京に帰るんだな」なんて捨て台詞付き。これは……間違いない。単にオレが不幸だったとか、相手がイライラしており、誰でもいいからぶん殴りたい気分だったとか、そんな話ではない。オレには、何かボコボコにされる理由があったのだ。

嘉村 ふむ。

三葉 「理由」……?決まっている。A子だ。オレはA子の実家を訪れた。そして襲われた。A子は、お兄さんによって無理矢理連れて行かれたと言うから……そのお兄さんからの警告と考えるのが妥当だろう。「A子に近づくな。近づくと痛い目を見るぞ」といったところか。

嘉村 ふむふむ。

三葉 ……なるほど。よくわかった。お兄さん、警告はしかと受け取りましたよ。が、だからといって引くわけにはいかぬのだ。だって、オレはA子を愛している。そしてA子も、オレを愛してくれているに違いない。お兄さん、口幅ったいようですがね、愛ってのは障害があるほどに燃え上がるものなんですよ。かくして翌日、主人公は再びA子の実家に向かった。

嘉村 ほぉ。

三葉 彼には確信がありました。「家の前に佇んでいれば、すぐに昨日のヤクザが姿を現すだろう」という確信です。連中は、どこかでオレを見張っているに違いない。

嘉村 ふむふむ。

三葉 案の定でした。主人公がA子の実家の前に着くや否や、ヤクザ2人組が登場。今日は……先手必勝である!主人公は猛然と殴りかかった。さすがのヤクザもこれには魂消た様子。腰が引ける。一瞬怯む。主人公は容赦なく殴り、蹴る。相手はプロだ。本気を出しても死にゃしまい。主人公は、得意のかかと落としを放つ。ヤクザの脳天に炸裂。ヤクザは、どうと倒れ込んだ。主人公が呟く「アイ・ウィン」。

嘉村 おー、強い!

三葉 とその時、主人公のスマホが鳴った。非通知着信です。主人公が電話に出る。相手は……「○○くんだね?オレはA子の兄だ」。

嘉村 ついに出てきましたね。

三葉 主人公は思う。……このタイミングのよさだ。どこからか、オレとヤクザの喧嘩を見ていたに違いない。どこにいるんだ?主人公はさりげなく辺りを見回す。そして、多数の監視カメラが設置されていることに気づいた。なるほど。大邸宅らしい。コイツでオレを見張っていたわけか。主人公は慎重に口を開いた「初めまして。○○です」。

嘉村 ふむふむ。

三葉 話し始めて間もなく、主人公は「嗚呼、この人は本当にA子のお兄さんなんだなぁ」と感じた。と言うのも、お兄さん(以下、B男)の言葉づかいや声色には、A子同様、どこか気品が感じられたのです。

嘉村 なるほど。

三葉 さて……B男が言う「突然悪いね」「とんでもありません」「1つ、どうしても伝えておきたいことがあるんだ。……うちの妹に近づかないでほしい」。

嘉村 ふむ。

三葉 主人公が訊く「理由を伺ってもよろしいでしょうか?」「理由は明確だ。きみは妹には相応しくないんだよ」「……」「納得できないかい?では言おう。例えば、きみは一流大学に在籍しているが、それはきみが優秀だからではない。きみのご両親が金を積んだおかげだそうだね。まったく嘆かわしいぞ」。

嘉村 ……ん?

三葉 主人公は困惑する「……あの、どうも誤解があるようです。私の家は母子家庭。裏口入学だなんて、そんなお金もコネクションもありません。自分でアルバイトをして学費を稼いでいるくらいですから」。

嘉村 ふむ。

三葉 B男が口をつぐむ。短い沈黙。「……失礼した。こちらの調査ミスのようだね。あー、しかしだね。きみは大変暴力的だそうじゃないか。かつて交際していた女性には、日常的に手を上げていたと聞く。そんな男に妹は任せられんよ」

嘉村 ……。

三葉 主人公は再び困惑「確かに私は空手の有段者ですが、普段誰かに手を上げることはありません。ましてや、女性を殴るなぞ。あの……と言うかですね、私、身持ちは堅い方でして、妹さんが初めての恋人です。だから、『以前交際していた女性』というのは何か勘違いされているかと……」

嘉村 ええ。

三葉 とまぁこんな具合に、どうにもおかしい。B男が言うことは、いちいちピントが外れているのです。

嘉村 ふむふむ。

三葉 結局のところ、B男は言葉を濁し、電話を切ってしまいました。

嘉村 ふーむ。

三葉 主人公は考える。オレはこのお兄さんという人が諸悪の根源だと思っていた。しかし……それは間違っていたようだ。B男は、誰かから誤った情報を聞かされ、勘違いし、そしてA子を無理に連れ帰ったのだろう。つまり……そう!黒幕は別にいる。

嘉村 なるほど。

三葉 では、その黒幕とは一体誰か?

嘉村 ふむふむ。

三葉 ここで、種明かしをしてしまいましょう。B男に誤った情報を伝えた黒幕は……A子とB男の父でした。

嘉村 ほぉ……。

三葉 B男は、父に詰め寄った「オヤジ。話が違うぞ」。当初、父はのらりくらりと追及をかわそうとしました。しかし、B男は諦めない。かくして、父は嘆息した「わかったわかった。お前には本当のことを話そう」「……」「まったく因果なものだな。まぁ、すべてはワシの責任なのだが……」。父曰く、じつは……主人公は彼の子どもでした。

嘉村 ……ん?何ですって?

三葉 つまりですね、以下の図をご覧ください。


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三葉 主人公と、A子・B男は異母兄弟だったのです。

嘉村 おー、これは急展開。えーと、と言うことは……主人公とA子は近親愛になるわけですね?

三葉 ええ、その通りです。

嘉村 ほぉ。

三葉 父が言った「2人が恋人同士だと知った時、ワシはショックを受けたよ。本当に……因果なものだ。ワシは、何よりもA子が傷つくことをおそれた。そして、2人を引き離そうと考えた。だが、A子はぞっこんだった。ワシの言うことを聞くとは思えぬ」。B男が問う「だから強引な手に出た、と?」「そうだ。皆に、『A子がとんでもない男に騙されている。大学に裏口入学するような卑怯千万な男!女に手を上げる許しがたい男!A子のために、2人を引き離すべし』と命じたのだ」「ええ。そう聞いて、僕は居ても立っても居られず、A子の大学に駆けつけました。そして、A子を連れ帰った」。

嘉村 なるほど。そういうことだったんですね。

三葉 B男は、ジロリと父を睨みつける「しかし、すべては嘘だった……」。父が睨み返す「嘘?方便と言ってもらおうか。A子とあの男は異母兄弟なんだぞ。いつかA子がそれを知った時、どれほど傷つくと思う?」「……」「いや、仮にA子が『それでも構わない。私はこの人と一緒にいたい』と考えたとしよう。あの子は純真だからな。だが……それで本当に幸せになれると思うか?」「……」「お天道様に顔向けできぬ関係だ。日陰者だ。『禁忌を犯している』という良心の痛みに一生耐え続けねばならんのだぞ」。

嘉村 うーむ……。

三葉 父が続ける「わかるだろ?親として、娘をそんな目に遭わせたくないのだ。だから、A子はこのまま屋敷に幽閉する。若い頃の色恋沙汰はハシカみたいなものだ。ワシにも覚えがある。距離を取るのが一番なんだ。1か月、あるいは2か月も経てばあの男のことなぞ忘れるだろう」「しかし……」「しかしもカカシもない!家長たるワシの命令だ!」。

嘉村 ふむ。

三葉 B男は悩みます。父の言うことはもっともだ。なるほど、その通り。近親愛だなんて幸せになれるはずがない。多少強引すぎる気はするものの……A子のためにはこれが1番いいのだろう。が、しかし。その一方で、目を真っ赤に泣き腫らしたA子を見ると……心が揺らぐのでした。オレはどうすればいいのだろうか?

嘉村 ふむふむ。

三葉 さて……その頃、われらが主人公は何をしていたか?彼は黒幕の正体を明かすべく、走り回っていました。A子の実家の近所で聞き込みをする。東京に戻り、A子の大学の友だちから改めて話を聞く。途中、A子の父が差し向けたヤクザに襲撃を受けるも、逃げ、隠れ、時に応戦しつつ……情報を集めていく。

嘉村 「ボーン・アルティメイタム」のボーン顔負けの奮闘ですね。

三葉 そしてやがて、主人公は真実を知るに至ります。すなわち……主人公とA子が異母兄妹だったということ。黒幕がA子の父だということ。彼は2人を別れさせようとしていること。

嘉村 主人公は驚くでしょうねぇ。

三葉 そうですね。彼は驚愕した。しかしそれ以上に、「だから何だってんだい!」という気持ちが勝っていました「近親愛?タブー?……関係ないね!オレとA子は愛し合っているんだ!」。

嘉村 まさに「愛は勝つ」ってヤツですね。


三葉 主人公は考えます。A子を連れ出し、駆け落ちしよう。それしかない。

嘉村 ふむ。

三葉 とはいえ、A子は厳重に警備された屋敷で、軟禁されていると推測されます。スパイやテロリストではないのですから、そう易々と手出しはできぬ。

嘉村 でしょうね。

三葉 つまり……誰かに手引きしてもらうしかない。まぁ『誰か』といっても、心当たりはB男しかないわけですが。

嘉村 ふむふむ。

三葉 しかし困ったことに、主人公はB男の連絡先を知りません。かくなる上は……彼はA子の実家の前へ。すぐに、「待っていました」とばかりにヤクザが襲いかかる。主人公は、大山倍達もかくやという獅子奮迅っぷりで、ヤクザを圧倒しました。


三葉 一方その頃、B男は……主人公の期待通り、監視カメラ越しに、主人公とヤクザの戦いを見ていました。そして、主人公の激闘を目の当たりにして、彼は腹を固めた。

嘉村 ほぉ。

三葉 主人公がヤクザを全滅させたところで、B男が電話をかける。主人公が電話に出る。開口一番、B男が問うた「お前に任せていいんだな?」「はい」「わかった。では1時間後、合図と共に壁を乗り越えて侵入してくれ。玄関から屋敷に入り、3階まで来るんだ。自分が招かれざる客だということを忘れるなよ」「わかりました」「では1時間後だ」。

嘉村 いよいよクライマックスですね。

三葉 1時間後、ガラスの割れる音が聞こえた。主人公が壁をよじ登り、敷地に侵入する。

嘉村 ふむふむ。

三葉 彼は、猛スピードで3階に駆け上る。A子の部屋の前では、B男がヤクザらと向き合っていました。B男が言う「ふむ。時間には正確なようだな」「お兄さん……」「止せよ。オレは、お前と兄弟ごっこをするつもりはない。さっさと手を貸せ。こいつらを始末するんだ。何しろ、邸内の人間はオヤジの言いなりだ。オレには説得できん。全員敵だと思え」。そして2人は、ヤクザや執事らと大乱闘を繰り広げ……やがて、A子を連れて屋敷を脱出するに至りました。

嘉村 ほぉ。

三葉 だが、すぐに追っ手がやってくるでしょう。B男が言う「さっさと行くんだ」。A子は困惑している。何しろ、彼女は事情を知りませんからね。

嘉村 ええ。

三葉 自分が近親愛というタブーを犯していることも知らない。父がそれを隠そうとして軟禁していたことも知らない。さらに、さんざん逡巡したB男が、「A子なら、どんな障害も乗り越えられるはずだ。オレは、わが妹を信じよう。……まぁ、あの男も悪いヤツではなさそうだしな」と結論して2人の味方をしたことも知りません。

嘉村 ふむふむ。

三葉 「だが、いまはそれでいいのだ」とB男は思っている。いずれ折を見て、主人公が真実を伝えるでしょう。A子は、きっとショックを受けるはずです。泣き、取り乱すかもしれぬ。だが、それも人生だ。2人で見事乗り切ってみせよ。B男が、主人公にうなずきかける。主人公が目礼を返す。そして主人公はA子の手を引き、去っていった。……で、おしまいです。

嘉村 なるほど。

三葉 ご説明するまでもないと思いますが……ご注目いただきたいのは、主人公とB男の「信頼関係」です。2人は昔馴染みでも、親友でもありません。ほとんど赤の他人です。共に過ごした時間はごく僅か。しかし、2人の間には「この人なら大丈夫」「こいつならきっとやってくれる」という「信頼関係」がある。それが見どころですね。

嘉村 ふむふむ。

三葉 以上、「『ボーン・アルティメイタム』をリスペクトした物語」のアイデアをご紹介しました!


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 最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。

(担当:三葉)

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