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定型句・定型表現の使い方がおかしい/間違っている/独自改変している ~マンガ「このヒーラー、めんどくさい」の場合

カーラ「私がヒーラーとしてしっかり支援すればゴーレムなんてよよいのよいです!」
アルヴィン「ちょちょいのちょいだろ……」

マンガ「このヒーラー、めんどくさい」(第2巻)


◆概要

【定型句・定型表現の使い方がおかしい/間違っている/独自改変している】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:マンガ「このヒーラー、めんどくさい」(第2巻)

▶1

本作の主人公の1人・アルヴィン(男性、30代/剣と魔法のファンタジー世界の冒険者)。

彼はいま、ゆえあってダークエルフのカーラ(少女/聖職者、ヒーラー)とパーティを組んでいるのだが……このカーラというのがとんでもないやつだった!彼女の言動は、聖職者というよりも悪魔のそれに近い。

かくしてアルヴィンはいつもひどい目に遭っていた。


▶2

ある日、

・Step1屈強なゴーレムに遭遇した2人。

・Step2:アルヴィンは最悪の事態を覚悟する。


ところが、

・Step3:カーラは妙に自信満々だ。彼女は胸を張ってこう言った「私がヒーラーとしてしっかり支援すればゴーレムなんてよよいのよいです!」

・Step4:カーラの言葉に、アルヴィンがツッコんだ「ちょちょいのちょいだろ……」


▶3

「私がヒーラーとしてしっかり支援すればゴーレムなんてよよいのよいです!」と得意げなカーラだが……「そこで言い間違えるのかよ!(笑)」「うーむ、そこで間違われるとまったく信じられなくなるなぁ(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。


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