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あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど) ~アニメ「僕らの雨いろプロトコル」の場合

暁斗「イタいだけかと思ったら、まさかネカマだったとは!」

アニメ「僕らの雨いろプロトコル」(第2話)




◆概要

【あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど)】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「僕らの雨いろプロトコル」(第2話)

▶1

本作の主人公は、瞬(高2男子)。

彼はeスポーツの選手である。「Team FOX ONE」というチームに所属し、仲間と共に腕を磨いている。


さて、

・Step1:「Team FOX ONE」が新メンバーを募集した時のことだ。

・Step2:たくさんの応募が来た。

・Step3瞬たちは、応募者1人1人と会っていった。しかしこれぞという人物は見つからない。性格に難があったり、実力が不足していたり。


ふぅ。なかなか難しいものだ……。

・Step4:さて、次に会う約束をしているのはどんな人物だったかな。瞬は応募者リストをめくる。そしてその直後、彼はうめいた「うっ!」。

・Step5:おい、どうした!?暁斗(瞬のチームメイト)もリストを覗く。すると――次に会う人物の名前の欄に「†Ψ堕天使ΦΦ翼猫姫Ψ†」と書かれていた。嗚呼、中二病全開のこのネーミングセンスよ!

・Step6:暁斗がうめく「……ヤバいな」。望(瞬と暁斗のチームメイト)も深刻な表情で「ヤバそう……」

・Step7:暁斗が解説する「百歩譲って『堕天使』はぎりぎり許そう」「でも、自分の選手名に『姫』を付けてる女は大体ヤバい!しかも、ご丁寧に『†』と『Ψ』で挟んでる!」。

・Step8:望が訊く「この『Φ』が2つ並んでるのは?」。

・Step9:瞬はピンと来た「猫の目を表現してるんじゃない?」

・Step10:改めて望が叫ぶ「ヤバいよこの人!」。暁斗は「だからヤバいって言ってるだろ!こんな選手名、絶対ヤバい女だぞ!」


と、その時だった。

・Step11:誰かがやってきた。それは、眼鏡をかけた小太りの男性。見るからにオタクといった感じの冴えない男である。そして彼は――こう言った「†Ψ堕天使ΦΦ翼猫姫Ψ†です」

・Step12:えっ。この人が!?瞬たち3人は驚愕する。そして暁斗は悲鳴を上げた「イタいだけかと思ったら、まさかネカマだったとは!」


▶2

「†Ψ堕天使ΦΦ翼猫姫Ψ†」なる人物と会うことになった瞬たち。

とんでもないネーミングセンスだ!

中二病全開だ!

瞬たちは「自分の選手名に『姫』を付けてる女は大体ヤバい」などと語り合い、「こりゃとんでもなく痛々しい女が来るに違いないぞ……」と怯えていた。

ところが彼らの前に現れたのは――冴えない男だった!「痛々しいだけじゃなくて、さらに加えてネカマかよ!」と頭を抱える瞬たちである。


「『痛々しい女性が来るに違いないぞ』と覚悟はしていたものの、それを上回るのが来た(笑)」「チームメイトといえば苦楽を共にするパートナーだもんね、そこに応募してきたのがこれだもんなぁ……そりゃ瞬たちも頭を抱えるよ(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。


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