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数年経った今だからこそ、休職中のことを話せるようになった。

去年の今頃にこんな記事を書いていた。

こちらは同じような経験をされた方と…と言うパターンだ。

最近になって、休職経験をしてない方も少し知って欲しいと思うようになった。

以前までは知り合いなどには絶対に話せない。

そんな思いが強かった。
休職の話は非常にデリケートな内容でもある。
やや自分の弱みを見せる、そんなことに抵抗も覚えていた。聞かされた方もどう反応していいか困ってしまうかもしれない。
それに、根掘り葉掘り聞かれることも少し怖かった。

どうしてそうなったの?
休職中何してたの?

自分が責められてしまうような、そんな妄想まであった。

だが、最近になってからは少し知って欲しいとも思えるようになった。

多分、余裕が出てきたから。

実際のところ、久しぶりに会った友人などに
自分の記事を読んでもらったりしていた。

久しぶりだから…と言うものもあるのかもしれない。近過ぎず、遠くもない距離感だから。

もちろん笑って話せる内容でもない。
が、冷静に落ち着いて言えた自分がいた。
前だったら病名すら言えなかったし、感情が高まって泣いてしまうくらいだった。

別に同情とか共感して欲しいとかではない。
あくまでも参考に。こんな気持ちだったんだよ。
ってただただ知って欲しかった。

そして友人達の感想としては。

元気になって良かった。

その一言に尽きる。嬉しかった。

私自身も最近、少し元気になってきたかなと思えている。

私自身も休職→復職してからも、
まだ全然元気な状態でなかった。

常に体調への不安がつきまとい、色々な行動制限などあったのは事実だから。

ここまで2年かかった。


復職したからハッピーエンド、めでたしめでたし。全てが元通り。日常生活が復活。

なんてことは私はならなかった。
寧ろ休職前の状態になったら、再発する可能性の方が大きい。

今の課題はいかに再発をさせず、日々穏やかに過ごせること。自分の声に耳を傾けること。
過去を、今、そして未来に活かす。

未だに休職、復職関係の記事を書くのも、
自分の備忘録、忘れずにいる為に。

そして、もしかしたら同じような思いをしている人の何かの参考になれば幸いだとも思っている。

私自身、誰かの思いを知れて、とても励みに支えになったから。
自分だけ、一人じゃないと伝えたい。

と、そんなこともあり、少しずつでも外に話せるようになったのは良い傾向。

焦らず、ゆっくり。自分のペースで。




そして11月には文学フリマに出展し、
初エッセイ本出す予定。休職中の話。
表紙も無事に決まり、本文も大体書き終わった状態である。
どうぞお楽しみに。

ダイジェスト版はこちら。
(本ではこちらを掘り下げて書いてます)
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