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休職エッセイ本→文学フリマ。さて、その後は?

気づいたら文学フリマ東京からひと月以上が経過した。

終わった直後は、ありがたくも予想外の反響に
達成感満載。さあ、次(来年)も出るぞー!
と勢いはあったものの、体調崩したり引越しのバタバタもあり、何も手がつかない状態である。

私、これからどうしたい?
少し今の気持ち、気づきを書き出してみる。


既に次回の文学フリマに参加する!と動き出している方もちらほら見る。
中には全国を巡る?くらいの勢いの方も。
本当バイタリティがすごい。
私も旅は好きなので、イベントに参加しつつ、観光するのもきっと楽しいだろう。

が、正直今はそんな気持ちにはなれない。

もっと言うと、文学フリマ(イベント)にそこまでのこだわりはない。

私は元来、本作りに興味があった。

昔は無知だったから、本作るにはプロにならないといけない(ダメ)んだ。

けど、今は(コストは多少かかるかもしれないが)誰でも1冊から本が自由に作れる時代になった。

文学フリマなどのイベントはあくまで本作りの道標。
が一般的なんだと思う。
いわゆるイベント合わせ。

ただ、私はそれが実はちょっと苦手である。

自分の中で締切(目標)を立てて作る方が性に合っていた。

そして話は少し戻るが、私が紙の本を作りたい根底にある理由。



自分の生きた証とか思いを見える形で残したい。
ちょっと重苦しいかもしれないが、紛れもなく本心である。

何故本か?と言われたら本が大好きだから。
そこに尽きる。

語り部とかもちょっと憧れてはいるけど。

休職エッセイ本に関して言えば、未だ在庫を残している。
内心完売の方が気持ちいいし、置き場含めコストもかかるから残さない方がいいのだろう。
と最初は思った。
が、私にとっては休職は自分のターニングポイント。人生が大きく変わったのは言うまでない。

あの経験がなかったら今の自分は当たり前だが、いない。
もしくは私自身が既に存在してなかったと思うことさえ、ある。

辛い過去は振り返らない…とかももちろん大事だが、あの130日は絶対に忘れちゃいけないこと。
(再発予防の意味でも)
いつも考える必要はないが、心の片隅に留めておきたい。

少なくとも
イベント参加して、楽しかった〜
はい!これでこの本のことは終わり!には出来ない。
多分この思いは一生をかけて残したいし、伝えたいのかもしれない。

実はこのエッセイ本は最初に渡したのは
心療内科の先生だった。
通院最終日に直接手渡しをした。
もっと言えば、病院のどこか(ロビーとか)に誰でも読めるような場所に置いてもらえたら…なんて話も
した。

あれからどうなったかわからないが、非常に満足していた。読まれていたら嬉しい。

もしかしたら今、私がやりたいのは、同じような症状で病院に通っている人などに読んでもらいたい。

きっとそういうことなのかもしれない。
一人でも多くの人に見てもらいたい。

とは言え全国の心療内科などがある病院に自分のエッセイ本を送るなんてのはもちろん不可能であるし、現実的ではない。
何よりも先方が困るだろう。

だが、試しに書いてみる。

もしご縁がありこの記事を読んで、休職エッセイ本が読みたい!
とあれば送ります(送料含め御負担はないです)

あくまで個人ではなく団体(病院や施設)のみになります。

数は少なめです。

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(5日以内に返信します)



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本だと内容掘り下げ、3倍くらいのボリュームで書いてます。

2020年に適応障害と診断されて、休職130日を過ごした日々をリアルに綴ってます。








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