とくまる/公務員タスク管理の人

「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう! うまく仕事できずに悩んだ20…

とくまる/公務員タスク管理の人

「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう! うまく仕事できずに悩んだ20代。タスクシュート(タスク管理メソッド)に出会い、自治体独自の福祉制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。公務員のためのタスク管理を研究中 愛用はTaskChute2 ※発信は個人の見解

最近の記事

「短期的なルーチン」を作るための「中期的なルーチン」タスクをつくる

今回は、「短期的に繰り返すタスク」と、 その「短期的に繰り返すタスク」を作り始めるリマインドをする「中期的に繰り返すタスク」との、組み合わせについて書きたいと思います。 「短期集中的に繰り返すタスク」と、 「中期的なスパンで繰り返すタスク」との組み合わせとしては、 シフト表づくりがイメージしやすいかと思います。 僕の職場の場合は、昼当番をシフト表で作っているので、 それを例にしたいと思います。 シフト表作成は、5日間あれば作り終わります。 月〜金まで、毎日、「シフト表を

    • コーヒーメーカーの浄水フィルターを2年後に、買い置いたフィルターで交換できる方法

      コーヒーが好きで、毎日飲んでいます。 コーヒーメーカーで淹れてます。 コーヒーメーカーって、お湯が出てくるところに、フィルターが付いてるんですよね。 フィルターですから、汚れ的なものを除いてくれてるわけで、当然、フィルターは汚れます。 メーカーが推奨している「2年ごとにフィルターを交換してください」に従おうと思います。 おいしいコーヒーのためです。 Amazonで、フィルターを買おうとすると、2個セットしかない。 でも、フィルター交換が必要なのは、2年ごと。 ここ

      • 職員異動があっても戸惑わない手順書を作るための心強い味方「リンク集」

        職場が変わった時、「これ、どうやればいいの?」と戸惑うことって多いと思います。 それなりにマニュアルはあるものの、分からないことも多いです。 前任者の残してくれた資料を読み、周りの職員に聞き、少しずつ慣れていくものの、とてもストレスの高い状況かなと思います。 前任者は当たり前のように分かっていても、後任者にとって当たり前とは限りません。 分からないことを前提に、作業手順を書いておくべきでしょう。 まずは、自分自身のスムーズな仕事のため。 そして、自分の後任者のため。 戸

        • 芸術と言葉が育む人間性 

          僕は昔から絵を描くことも、観ることも好きです。 なぜ好きなのかは、うまく言葉にしにくいのですが、とにかく好きなのです。 それとは別に、自分の想いを「言語化」することに取り組んでいます。 そんな時に、一つの本と出会いました。 酒井邦嘉編『芸術を創る脳 美・言語・人間性をめぐる対話』という本です。 美と、言語。 感情と、理性? この二つが、どのように繋がるのだろう? 本を読んでみて、繋がったのは次のような流れです。 人間は、美しいものをみて、心が動く。 動いた心が、言葉

        「短期的なルーチン」を作るための「中期的なルーチン」タスクをつくる

          ざっくりと見通しを立ててから、細かく予定を組んでいくのが、いい

          タスクシュートという、最高のタスク管理メソッドがあります。 タスクシュートを実践するには、いろいろなツールがあるのですが、僕がプライベートで使用しているのは、TaskChute Cloudというツールです。 どのようなものか、簡単な説明動画を貼っておきます。 「今日は、これをしよう」と予定を立てる時、最終的には、このTaskChute Cloudに収めていきます。 分単位で予定(タスク)を組めるので、細かいリストになります。 具体的なので、いちいち考えるまでもなく、行動

          ざっくりと見通しを立ててから、細かく予定を組んでいくのが、いい

          仕事で成果を出しながら年休を取り、家事も子育てもガンガンやってかみさんとは喧嘩せず、好きなことをするひとり時間も確保する

          年休と合わせて、4連休が取れたのですが、タスク管理がとてもよく回ってます。 Googleカレンダーに記録してあるので、画像を貼っておきます。 連休の最初に、やりたいことをバーっと書き出して、 その中から厳選して組んでいきました。 なんと言っても、僕の好きな美術鑑賞を、1/27(木)と1/28(金)の、2日連続で行けたということ。 これは大きいですね。 1日目 水木しげるの妖怪百鬼夜行展 2日目 ゴッホ・アライブ いい時間でした。 普通、このように自分の好きなことを

          仕事で成果を出しながら年休を取り、家事も子育てもガンガンやってかみさんとは喧嘩せず、好きなことをするひとり時間も確保する

          メンタル不調の職員を助ける優先順位リストの作り方

          「精神的に弱っている部下がいて、どうしよう・・・」 という相談を受けました。 かつて僕が所属していた高齢福祉課に、主任仲間がいます。 その部下が、軽いうつ症状のようになってしまいました。 僕が普段から、タスク管理に関する研究や発信をしていることを知り、 軽いうつ症状があらわれた職員に対して、どのように業務を配慮したらいいか、相談があったのです。 部下の名前は、竹下君と呼んでおきます。 竹下君の業務に対して、僕が普段研究しているタスク管理のメソッドを応用して、なんとか業務

          メンタル不調の職員を助ける優先順位リストの作り方

          美術鑑賞は、不要不急だったのか?ピカソが追求した表現の自由に考える社会的な圧

          「キュビスム展」@国立西洋美術館(上野)に行ってきました。 キューブを組み合わせたような表現が、キュビスムと呼ばれたのが始まり。 有名なのは、ピカソです。 3次元の立体を、むりくり2次元で表現したような、あの特徴的な美風を指します。 いかに写実的に描くかが追求されていた時代に、キューブ的な表現をし始めるというのは、革命的というか、芸術の、表現の自由をすごく感じました。 キュービスム初期はまだ面白いのですが、そこからさらに抽象的になると、もはや何を描いているのか分からない

          美術鑑賞は、不要不急だったのか?ピカソが追求した表現の自由に考える社会的な圧

          タスク管理もまた、穏やかさのために回転する /荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』

          あなたが、タスクマネジメントをするのは、何のためですか? 僕は、穏やかに生きるためです。 もちろん、ワクワクして生きるのも好きですよ。 でも、穏やかに生きたいのです。 ツェペリ一族の秘技である鉄球の回転。 「回転が、穏やかさのためにある』というのは、含蓄のある言葉です。 なぜなら、人間は、細胞レベルで常に新旧が入れ替わり、いっときとして同じではあり得ません。 動的な平衡を保っているような生き物です。 細胞は、壊れながら、新たに生まれている。 新たに生まれながら、常

          タスク管理もまた、穏やかさのために回転する /荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』

          健康不安に振り回されない生き方 /岡田正彦『検診で寿命は延びない』

          検診は、良いもの。 治療は、良いもの。 そう思われているかもしれませんが、実態は異なるようです。 もし、医療運営側が、多くの患者に検査・治療しないと借金を返し切れなかったり、報酬を減らされたり、ペナルティを課せられる事情があるのならば、運営方針はどうなるでしょう。 「どんどん患者を集めよう。どんどん検査しよう。どんどん異常を発見しよう。どんどん治療を施そう」となるのではないでしょうか。 そこにさらに厚生労働省が、結論ありきで有識者会議を開き、行政としてお墨付きを与えれば

          健康不安に振り回されない生き方 /岡田正彦『検診で寿命は延びない』

          灯油タンクの残り量を、毎週1回だけ確認するルーチンの、2つのメリット

          神奈川県もだいぶ冷え込みが厳しくなってきて、 石油ファンヒーターが毎日活躍してます。 今日なんかの寒さがあると、灯油のストックが切れたら、寒くて仕方ない事態になってしまうほどです。 さて、石油ファンヒーターの中にある灯油タンク。 このタンクが空っぽになると、灯油を入れることになりますよね。 しかも、寒いので、急いで注ぎに行くことになります。 ほぼ最優先です。 いきなり最優先事項が勃発するというのは、 いつでも精神的にきついものがあります。 あまつさえ、灯油タンクに灯油

          灯油タンクの残り量を、毎週1回だけ確認するルーチンの、2つのメリット

          「社会的価値」に添えてないと、自分が不正解に思えてしまう/漫画『ブルーピリオド』山口つばさ

          主観的な価値と、客観的な価値とは、違っているし、距離があります。 主観的な価値は、誰がなんと言おうと、自分にとって大事なものです。 客観的な価値は、社会一般的に大事だとみなされているものです。 主観的な価値と、客観的な価値が、一致していることもあるでしょう。 でも、そのふたつが、かけ離れていることもあります。 大人になる。 とは。 社会的な価値を正しいとみなして、身につけ、それに沿って振る舞えることです。 社会人、と言いますよね。 社会人は、自分にとっては大事なものが

          「社会的価値」に添えてないと、自分が不正解に思えてしまう/漫画『ブルーピリオド』山口つばさ

          夫婦喧嘩が減るだけでも、タスクシュートマスター講座を学んだ価値が大きい

          先日、タスクシュートマスター講座を受講しました。 僕は、タスクシュート歴は、それなりに長いです。 でも今まで、断片的に聞きかじっていたタスクシュートのメソッドを、初めて体系的に学ぶことで、より柔軟に、落ち着いて事態に対応できるようになりました。 柔軟に対応できるようになった事態の一つに、夫婦喧嘩があります。 いつもは妻が先に仕事から帰宅し、僕が後から帰宅することが多いです。 というか、妻は短時間就労で、僕は残業が無い日が珍しいので、だいたい最後に帰宅するのは、僕です。

          夫婦喧嘩が減るだけでも、タスクシュートマスター講座を学んだ価値が大きい

          タスク管理にも、人間味を

          僕は、タスクシュート認定トレーナーを目指すくらいタスク管理にはこだわりをもっています。 (※タスクシュートとは、最高のタスク管理メソッドのこと) タスク管理を追求するくらいだから、効率的で合理的な仕事術だけをひたすら追い求めていると思われるかもしれません。 しかし僕が、「ああいいな、人間らしいなぁ」と思うのは、 非効率的で、非論理的で、不合理的なものが多いのです。 言い換えると、「社会性から外れたもの」と言ってもいいかもしれません。 たとえば、僕が大学時代からハマり続

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          タスクシュートの100日チャレンジを始めた最初の1週間で起きたこと

          最高のタスク管理メソッドである「タスクシュート」を、さらに洗練させるべく、タスクシュートの100日チャレンジに参加しています。現在、第6期です。 僕はすでに、タスクシュートのマスター講座の修了生なので、タスクシュートの100日チャレンジも、それなりにハードルを高くして臨まないといけないかな、なんて思いました。 一瞬だけです。 そう思ったのは、一瞬だけで、すぐにそれはやめました。 僕が100日チャレンジに参加する目的は、「タスクシュート認定トレーナーとして、ずば抜けた成果

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          タスクシュートと「余白」の芸術:狩野探幽

          「絵はとかく、つまりたるがわろき」と、江戸時代の画匠が語りました。 「つまる」とは、「詰まる」のこと。 画面の隅々にまで、絵が詰まっているのは、よくないということです。 逆の「余白」「余剰」「余韻」。 そのような、つまらないことを大事にしました。 「あまりたるがよろし」ということでしょう。 ・ ところで僕は、「余白」がとても好きです。 「余白」にこそ、遊びがあり、豊かさがあり、クリエイティビティが溢れるからです。 「余白」なしに、面白い人生はありません。 ここで考

          タスクシュートと「余白」の芸術:狩野探幽