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スポーツビジネスにおける応援してもらうためのコツ

応援してもらいたいのならば、目的地と現在値を明らかにして、解決策を見出し、前に進める。何も明かさないで応援してはないかなと。よくわからないものは、人は遠ざけるし、心動かされることも少ない。周囲の前に身内に対しても必要不可欠です。まだ何者でもない段階ならこれらは必須かなと思っています。この活動を通して愚直に信用と信頼を積み重ねることが、絶対条件であり、根幹ではないかと感じています。

加えて、モノを売る前にストーリーを売る。このストーリーなら、この人なら応援したいという領域を目指す。必ず、どんな組織にも短くても長くても歴史はあります。社長がいて、いろんなスタッフがいます。壮大だろうが、現実的であろうが成し遂げたい何かがあるはずです。商品の誕生秘話もあるでしょう。

3つ目、すぐに利益を獲得することを目指すのではなく、まずは与える。刈り取ることに焦ることなく、信頼関係構築ファースト。温まっていない段階で買って!モードは危険(人柄とストーリーと情念が圧倒的なら別ですが)返報性の原理というものがあります。相手から何かを受け取ったときに、こちらも何かをお返ししないと申し訳ないという気持ちになる心理効果です。こんなことを頭の片隅に置くことも大切かなと。

スポーツビジネスは、応援してもらってなんぼのビジネスです。メジャー競技、メジャー球団ならまだしもそんな競技、組織は少ないはずです。シンプルに、お金がなくとも可能なことをコツコツやることでしか最初のハードルを越えることはできません。

起業すると売上の壁というのがあると言われます。1億、3億、10億、20億、30億・・・100億。組織のサイズによって、組織の在り方も仕事の仕方も変わりますが、まずは資金力の弱い1億~3億そして、5億くらいの突破までが肝です。コンテンツバリューがまだまだ低く、経営体制がまだまだ脆弱。こんな時こそ、こんな基本的なことを地道にやっていくことが大切であることを身をもって感じています。

そんなフェーズのスポーツ業界関係者の皆様は多いのではないでしょうか。参考になれば幸いです。



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