見出し画像

【健康】 睡眠時間と生活習慣 

自分でも不規則な生活を送っていると感じている。
仕事を終えて、ビールやお酒を飲む。
21時ー22時に寝落ちする。
お風呂や歯磨きが出来ていないこともあり、ソファや地べたで寝ることも・・・。

睡眠の質が低下し、睡眠時間が長くなる。
翌日も同じようにソファで、寝る意識もなく寝落ちしてしまう。

負のスパイラル。

それを断つためには、お酒の量と頻度を減らし、飲まない日を設ける。
自分の意志で寝るという当たり前の行動をしなければいけない。
疲れていると、それすらままならない。

睡眠時間は、短すぎても長くてもいけないという前回の投稿も自分自身への戒め。

https://note.com/11karada/n/n26b8de6807db



今回も、睡眠時間が生活習慣とどのように関係しているのか自分で知ることにより、より良く改善していきたいという気持ちを込めて。

少しでも、どなたかのお役に立てれば幸いです。

ーーーーー
睡眠時間は生活習慣どどのように関係しているのか?

ー健診時アンケート調査より解析ー
中村 保子 末丸大吾
ーーーーー

対象:
前橋赤十字病院検診センター
2006年9−12月
623名(男性373名、女性250名)
平均年齢52歳(31−82歳)
デスクワーク60%、立ち仕事約20%、家事労働約13%、その他
配偶率82%

除外)睡眠剤服用、インスリン使用、腎不全

睡眠時間評価)
4時間未満1.3%
4−5時間11.6%
5−6時間39.7%
6−7時間38.9%
7時間以上8.5%
傾向:短時間睡眠は若年に多い傾向が見られた


因子1
睡眠時間と周囲からの支援関係。
短時間睡眠者では、一緒に受診してくれる/食事に気をつけてと言ってくれる/家族との食事回数/家事の手助けをしてくれる/気分はどう?と声をかけてくれる/バランスの良い食事を作ってくれる人が少ないなど

因子2
睡眠時間と食行動の関係。
短時間睡眠者では、間食やスナックを食べる回数が多い/夜食/ストレス食い/家族の残り物を食べる/暇だと食べる/飲酒回数は少ない

因子3
睡眠時間と運動
短時間睡眠者で、計画通りの運動や定期的に運動を続けるのが不得手/運動回数少ない/食生活を改善する意志も低い

因子4
睡眠時間と食事内容の関係
短時間睡眠者は朝食や豆腐を食べる回数が少ない/スナック菓子を食べる回数や外食回数、甘い飲料水を摂る回数、ファーストフードを食べる回数が多い/食生活に対して行動変容する意志が低い

因子5
睡眠時間と自己効力の関係
規則正しい生活を送る、自分の体に気を配る、必要な検査を続けることは苦手/検査結果は受け入れられる

因子6
睡眠時間と自己評価の関係
自分を客観的に見る、落ち込まずにいる、検査結果を受け入れることができる

因子7
体重増加と食行動の関係
20歳と比較しても、前年と比較しても体重増加している/9時意向の夕食が多い/飲酒回数は少ない

因子8
睡眠時間と食行動の関係
手弁当が少なく、コンビニ弁当や外食の回数が多い

因子9
睡眠時間と食行動の関係
豆腐を食べる回数が少ない/配偶者のいない傾向/家族の残り物を食べる/9時以降に夕食を食べる


まとめ
・体脂肪率、睡眠時間と有意の負の相関
・血圧、脂質は睡眠時間との相関なし
・HbA1cや一部の血糖が有意の負の相関


こんな方々は注意して、意識して改善するようにした方が良いですね。

睡眠時間の短い人は規則正しい生活を送ることができず、9時以降の夕食頻度が高い、朝食を食べることが少なく、間食が多い、飲酒頻度は少ない特徴。
また家事などの手助けをしてくれる人が少なく、糖尿病の指標であるHbA1cが高い傾向。
6時間未満が、6時間以上に対してはオッズ比2.046。


病気が人生を台無しにするとは思いませんが、健康であることはかけがえのないことだと、歳を重ねるごとに感謝しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?