マガジンのカバー画像

松下幸之助

365
「法と経営学」の観点から、松下幸之助の金言を読み解きます!
運営しているクリエイター

2019年10月の記事一覧

松下幸之助と『経営の技法』#259

10/31 繁栄主義 ~思想にも寿命がある。だからこそ、これからの新しい”繁栄主義”に期待し…

芦原一郎
4年前
8

松下幸之助と『経営の技法』#258

10/30 資本の暴力 ~資本は現代において1つの強い力。正しく行使してこそ、社会に有益に働く…

芦原一郎
4年前
8

松下幸之助と『経営の技法』#257

10/29 公のための怒り ~指導者は私情にかられず、公のための怒りをもって事にあたることが…

芦原一郎
4年前
9

松下幸之助と『経営の技法』#256

10/28 企業発展の唯一の道 ~すべての関係先との共存共栄こそ、企業が発展を続ける唯一の道…

芦原一郎
4年前
9

松下幸之助と『経営の技法』#255

10/27 生かしあう時代 ~日本と日本人の特質を正しく把握する。その上で、他国から学び、吸収…

芦原一郎
4年前
8

松下幸之助と『経営の技法』#254

10/26 共存共栄の理念 ~人間同士、共存共栄の理念は、長くつきあえばわかってもらえるもので…

芦原一郎
4年前
5

松下幸之助と『経営の技法』#253

10/25 大衆の判断 ~大衆はいいかげんで信用できないと考えるか。そうではなく、神のごとく正しいと考えるか。~  企業活動はいろいろなかたちで直接間接に世間、大衆を相手に行われている。その世間、大衆の考えるところ、行うところをどのように見るかということは企業経営の上で極めて大切である。  世間はいいかげんで信用できないものだと考えれば、経営はそれに即したものになっていくし、世間は正しいと考えれば、世間の求めに応じた経営をしていこうということになる。  その点、私は世間は

松下幸之助と『経営の技法』#252

10/24 対立しつつ調和する ~正しい意味での競争を行いつつ、その対立、競争の中に調和を見…

芦原一郎
4年前
12

松下幸之助と『経営の技法』#251

10/23 自分の店舗と街の品位 ~自分の店は、自分のものであると同時に、自分が住む環境の一…

芦原一郎
4年前
10

松下幸之助と『経営の技法』#250

10/22 競争があるからこそ ~競争があるから、お互いが知恵を働かす。品質向上や適正なコス…

芦原一郎
4年前
8

松下幸之助と『経営の技法』#249

10/21 10もらえば11返す ~サービスしあうのが、この世の理法。多くを与える人が多い社会ほ…

芦原一郎
4年前
7

松下幸之助と『経営の技法』#248

10/20 顧客が評定している ~絶えず顧客の説く厳重な評定下におかれて、我々はお互いの仕事…

芦原一郎
4年前
7

松下幸之助と『経営の技法』#247

10/19 笑顔の景品 ~親切な笑顔のサービスに徹する。徳をもって報いる方策でセールスに臨む…

芦原一郎
4年前
10

松下幸之助と『経営の技法』#246

10/18 会社に対する信用 ~小さなミスがあり、不良品が出てしまう。その対策にどれほど真剣に取り組んでいるか。~  私どもの会社が製品をつくる際にたまたまちょっとしたミスがあって、部品の1つに不良のある商品を、ある販売店さんにお送りしてしまった時のことでした。その方は私どもの会社に、長年力強いご支援をお寄せくださっている方で、私どもの作る商品には常に非常な関心をもっておられたのです。それだけに、その不良のある商品を手にされると、”こんな商品を送ってくるとはけしからん。厳