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ファンが生まれる4つの因子を考える

大事にしている価値を支持してくれる人

ファンとは何でしょうか?コトバンクによると「熱心な愛好者。実際に自分がするのではなく、それらを見たり聞いたりすることが好きな人。また、ある特定に人物を熱烈に支持する人」らしいのです。ふーむ、わかりにくい。

僕は「自社が大事にしている価値を支持してくれる人」がファンだと思っています。ファンづくりは「大事にしている価値への支持と応援を集める仕組み」ということになります。

ファンの特性は次の3つです。一つ目は「継続的に利用する」、二つ目は「利用を他の人に勧める」、三つ目は「発展や成長をいっしょに喜ぶ」。ファンは「利用して、勧めて、喜んでくれる」ありがたい存在ですね。

人々を惹きつけることがスタート地点です

しかし、人々がファンになるきっかけは意外と曖昧です。自分や周囲の人のファンになった経験を考えると、以下の4つの因子があるように思います。ファンになる因子は、単一ではなく、複数が組み合わさっています。

何かに惹きつけられ、それが継続されると、ファンになるスタート地点に立つことになります。感じ方は人それぞれですが、僕が感じる4つの事例を紹介します。

ファンが生まれる4つの因子

未購入なのに考え方で惹きつける「パタゴニア」

例えば、アウトドア用品の「パタゴニア」のファンは環境に配慮した考え方(思想といってもいい)に惹きつけられています。僕もこの本を読んで惹きつけられました(一つも持っていないけれども、ファンといえるのか)。

読む価値のある一冊です

思い出という体験性で惹きつける「オレオ」

先日、noteに投稿した「オレオ(OREO)」は、機能性と体験性が組み合わさったのでファンになったのかもしれません。僕がオレオ を食べるたびに、娘が小さかった頃の思い出がよみがえります。

機能性+習慣で惹きつける「キューピー」

かみさんとスーパーに買い物に行ったときに、「マヨネーズをカゴに入れて」といわれました。棚にあったものを入れたら「それじゃなくて、キューピーにして」。機能性というファン因子は習慣ともつながっています。

4歳児を世界観で惹きつける「アンパンマン」

僕の孫は「アンパンマン」のファンです。YouTubeを見ながらアンパンマンのマーチを歌っています。僕が見ても楽しいし、歌詞も素敵です。なぜファンなったかは不明ですが、おそらく世界観に惹きつけられたのでしょう。

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