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作業日誌 なにかむつかしいことをかんがえよう。これからのぼくは。

 タイトルはどせいさんの台詞。『MOTHER 2』ですね。名作でした。常々いうが、私の少年期(幼年期というのか?)の情操教育はあのゲームで足りた。けっこういろいろ学んだぞあれ。たかがゲームというなかれ。

 執筆は昨夜も順調。今夜もきっと順調。クソほどがんばってる。枚数はたいしたことないのに産みの苦しみがデカい。難産だ。では難しいことをやっているのか、というとそうでもなくて、特段目新しいものでもないはず。王道ではないんだけど。そのへん文学理論をやらないとよくわからんのでしょう。二十世紀文学のどこどこで既に誰かやってた、とかいわれたらおしまいよ。まあ、新人候補にそこまで要求されるとも限らんけど。

 なにかむつかしいことをかんがえよう。これからのぼくは。とどせいさんはいうが、私もまた考えよう。執筆が終わったら読書に血筋を上げたい。むつかしいことを考えるにはむつかしい本を読むのがいちばん手っ取り早い。ショーペンハウエルは読書を「他人に考えてもらうことだ」みたいにいっていたが、いかんせんこちらは哲人ではない。本という触媒によって考えるという手は使う。思想書とかたまに読むんですけど、知的興奮のスゲェことといったらもう。発見の連続ですよ。世界の見方を少し変えてくれるのが読書じゃね。読書の力なんじゃね。これは小説でもそれ以外の本でもそうで、読む前の自分には戻れぬこと、残るのは読んでしまった自分。繰り返しやり続ければだんだんと何かのエネルギーとなる。力ある未来の自分へ変容していく。楽しみじゃないか。

 今日ちょっと野暮用をやってからの執筆となる。がんばりましょうがんばりましょう。

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