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【モチベーションの話】後天的・人工的な「飢え」

「最近の若者は覇気がない」と言われたこと、
もしくは言ったことはありますでしょうか。

私自身のnote最初の記事
「働くことは生きること」でも書いたのですが、
学生時代モチベーションが低い
「意識低い系」でした。

そこから働くことが楽しいと思うようになり、
恩返しのために
「働く」を楽しいと思う人を一人でも増やすことを
ライフワークとしています。

そのため、
「やりたいことがない」という方を見ても、
「覇気がない」と思ないですし、
ダメだとも思いません。

意識低い系から
自分自身が社会に還元する志を
持つことができる様になったので、
誰しも大きな志を持てる前提で見ています。
その過程でなぜ、「やりたいことがない」
「プライベート重視」という若者が増えたのか。
はよく考えることだったりします。

その一つの答えとしては、
生まれた時から「満たされている」から
これがひとつ大きな要素であると思います。

今の若者に覇気を感じていないベテランの方々。
きっと子供世代には
どんどん生活が便利になっていく時代を
経験されてきた方なのではないでしょうか。
仕事が社会の進歩・成長につながる実感がある。
そしてそれはお金を稼げば手に入るものである。
そのために頑張ることが自然だった。

比較して
スマホネイティブ・Z世代と称される若者。
生まれた時から「便利」に満ち溢れており、
ものを強く欲しないと手に入らない状況が
ありませんでした。
そして身を粉にして働く大人を見ていますが、
全くと言っていいほど経済成長をしない
日本の様子も見ています。
「頑張る意味」を見出しづらいのです。

しかしそんな若者の中でも、
意欲高く目標をもって走り続ける方々もいる。
その方々の共通点は何か。

その人オリジナルの
「飢え」なのではないでしょうか。

生まれた時から便利に満ち溢れている
とは記載しましたが、
成果をあげられている方で
幼少期は貧しい生活だった
というエピソードが聞かれる方も多いですね。
そこから這い出たい
「強い思い」をばねに努力をされたと。

ただ生まれながらの逆境がある必要はありません。
例えば自己啓発本の始まりは大体
「自分はこれができませんでした」です。
著者の方々は出来ない現実と
出来るようになりたい思いをガソリンに、
本を著すほどの努力をされたということです。

大体のことが出来なくたって生きていける現代、
それでも出来ないことが嫌で、
できる様になりたい思いを抱く。
後天的にも「飢え」は創ることができる。

このような後天的な
「飢え」を持つことができるか?
人工的に生み出せるか。
それが現代の生まれながら満たされた世代の
エネルギー源であると考えます。

あなたも自分の「飢え」を見つけてみませんか。
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。

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