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これからを考えてみる きっかけ編① 〜公務員✖️わたし〜 

人生のほぼ半分を費やしているといっても過言はない、仕事。
自分の仕事人生、果たしてこれでいいのかなと真剣に考えるに至った最初のきっかけについてお話したい。
(主たるものは後日)

甘っちょろいと思われるかもしれないが、組織の中で働く小さなアリなりの考えとして、ご容赦いただきたい。

【夢だと思いたかった部署異動】

今年度、私は3度目の部署異動を迎えた。

(当然のことながら)希望は叶わず、当初予算、決算期が最も忙しい季節労働者、つまり経理担当として配属が決定した。

前部署の課長が嘘か誠か(誠だと信じている…)、行きたいと思っていた部署にプッシュしてくれていたことや、6年の教育期間終了後の初年度だったことから、ほんのちょっぴり期待をしてしまっていた私にとっては想定外の、そして、最も配属されたくない部署に決定してしまったのである。

経理は、部署の予算管理を行う担当であり、直接的に事業を実施することはない。

お金周りの業務を担えることは、今後の公務員人生にとって、貴重な経験になる!
頑張るぞ!
とは思うものの、

私は、事業課でバリバリ仕事がしたかったんだーーーーーー!!!
数字が苦手な奴をなぜ経理にしたんだよ、人事ーーーーーー!!!

…と喚きたくなる自分と日々葛藤しながら仕事をしている。

もちろん、私は周りの人と比べても、めちゃくちゃできるというわけでもなく(むしろひーひー言いながら仕事をしている)、他の人を差し退けてまで希望の部署に配属される人材かといえばそうではない。

…わかってはいる。わかってはいるものの、もう7年。もう少ししたら、いやもうすでに中堅どころと呼ばれる世代になってしまう。

いつか、いつかと言い続けて、自分が行きたい分野で仕事ができるのっていつになるんだろう…。

そう、ふと思ったら、いや昔から思ってはいたけれど、ここにきて改めて真剣に考えるようになった。

【「こうありたい」というイメージとのギャップ】

公務員の「優秀」にも色々あると思うが、特に「調整力」が優れている職員はとても重宝されるのだと最近よく実感するようになった。
というのも、直属の上司が調整担当者だからだ。

上司は、まず話の理解度からして違うし、まとまらなそうな話に一石投じて上手くまとめてしまったりする。
上との調整も非常によくコミュニケーションをとってやっている。
そういう人には信頼も集まるし、相談もしやすい。
なるほど、こういう人が上に上がっていくのだな、と私のような下っ端職員から見てもよくわかるほどである。

その上司は、毎日調整に追われているものの、やることをきっちりやって、繁忙期以外はほぼ残業なく帰宅している。

この1年で、色々な調整のコツなどを見て学びたいと思っているし、そう思える優秀な上司がいてくれてありがたい限りである。

・・・でも、私は、数十年後、同じ仕事をしたいだろうか・・・?
・・・いや、否である。

(これだけ褒めておいて、この結論もなんなのだが・・・)

調整は、人に振り回されることも多い仕事で、正直誰もやりたくない業務である(少なくとも私はやりたくはない)。

「やりたくはないが、仕事として割り切ってやるしかない」
という考えをもってしてなお、自分なりにもつ、「こう働いていたい」というイメージとのギャップにげんなりしてしまった。

もし仮に、自身の考える方向性とは真逆の部署に配属された場合、果たして、私は仕事を頑張れるだろうか…。

【ゴールが見えない異動への不安】

加えて、公務員の異動にはゴールがない、と私は思う。
ずっと同じ分野の中で異動する場合もあれば、全く違う分野を歩かされたりすることもある。

そして、組織に属する以上、その仕事が好きでも嫌いでも苦手でもなんでも、全力で給料分きっちり働かなくてはいけない。

しかし、明確なキャリアビジョンを描けないまま、異動に振り回される人生なんだろうか…。

と改めて考えると、公務員として定年まで勤め上げることが難しいように感じてきてしまったのである。

【まとめ】

書いていて恥ずかしくなってきたが、率直に思ったことをまとめてみた。
同じように考えている公務員の方、あるいは公務員への就職を考えている方の目に留まってもらえたら嬉しい。

〜きっかけ②に続く〜



















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