2023年9月に読んでよかった本は「訂正可能性の哲学」でした
めちゃおもしろかった!!!
東氏が言いたかったことは、「民主主義の理念を、理性と計算だけで、つまり科学的で技術的な手段だけで実現しようとしてはいけない」である。この主張を支える論理を様々な時代の哲学者の論を参照しながら明瞭に提示している。それらを「訂正可能性」という一語でつなげるのがベリー良👍これぞ哲学人文学や!!とおもった。
お気に入りポイントは、ルソーが書いた「新エロイーズ」という小説の読解で、彼が論じた社会契約説という民主主義の基礎となる論理は、小説という論理ではな