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SNSと、その先に実在する人々にまつわるエトセトラ

先日、SNSについての愉快なトークイベントに参加してきました。
もうこの画像だけで愉快ですね。
登壇者は

吉本ユータヌキさん

noteのフォロワー:7000人
twitterのフォロワー:7万6000人
instagramのフォロワー:1万3000人!!!
(イベント当時より1000人くらい増えている…((( ꒪⌓꒪))))
どうしたらそんなにフォロワーが増やせるの?
フォロワーが増えてどうなった??
どんなお仕事をしている、またしていきたい???など
いろいろお聞きしました。

実際にしゃべってらっしゃるのをお聞きしていて、
予想外におっとりしていて物腰やわらかな方だな〜と感じる一方で
予想以上に分析家で活動家なんだな〜!!とも感じました。

そしてとにもかくにも仕事が早い!
大阪でのこのイベントの翌日には東京でデザインフェスタ、
3日後にはnoteでまとめ記事、
さらにイベントで答えきれなかった質問回答ページが作成されていました。すごい!(これは参加者特典です。ふふふ)
この瞬発力と、的確にポイントを押さえる編集力が強いよなぁ…

参加者のみなさんのつぶやきをまとめたtogetterが公開されているので
ご興味ある方はこちら↓をどうぞ。

イベント内容は私がぐだぐだ語るより上記をお読みいただく方がわかりよいと思うので、以下は個人的な所感など。


これは自分で活動していても常々思うことで…
どんなにいい絵が描けても誰にも見てもらえないなら無いのと同じ、みたいなとこがあるんですよね。特に職業イラストレーター志望だと。
(「描くこと」それ自体で満たされるタイプならそれで全然問題無いと思います!)

ユータヌキさんの場合は

「リアクションをもらえるのが楽しい!」
→「もっと"ウケる"ことをやってみたい!バズりたい!」
→「この作風を生かして何ができるだろう?」
→「バズそのものを狙うのでなく、ブレずに自分のブランドを貫こう」

…というかんじの変遷をたどったそうです。
目的を設定した上での戦略の練り方や情報分析などのバイタリティがすごかったです。お話を聞いてるだけで楽しかった。

最初から「クリエイターとしてやっていきたい!」という人はたぶん逆なんですよね。自分のブランドを広めるために、バズりたい。
そのための"ワザ"もイベント内でいろいろ教えていただきましたが、
つきつめると「自分の一番やりたいことを毎日コツコツやってこうぜ」ってものすごくシンプルで苦しいところに帰結します。
ただ、自分は何をやりたいんだろう?何をがんばるべきなんだろう?
というところから悩んでる人は、こういうイベントなどでカウンセリングを受けてみるのもひとつの手だと思います。
一般論ではなく、「あなたの場合はこうしたほうがいいのでは?」と言ってもらえるので。


私はイベントを経て取り急ぎ、
twitterのプロフィール固定でだいたいどんなことをやってる人かわかるようにしてみました。


ちなみに、私のSNSライフの中で一番バズったのはたぶんこれ
「うる星やつら」ファンアート

1000RT、6000イイネオーバー。
しかしこれはうる星やつらの力であって私の力じゃございません。
ファンってすごいな、ファンに支えられている作品ってすごいな。私はたまたまそのおこぼれをもらっただけだなと思います。ほんとに。
いつかオリジナル作品でこれくらいバズりたいですね…

毎日、一目で「この人だ!」とわかるような個性的な絵柄で、いろんなジャンルのファンアートが描けたらめちゃめちゃ効果があると思います。
毎日!素早く!楽しく!
あいにく私はそういうタイプではないので、これに関しては「気が向いたら描こっかな〜」というノリです。

そんな私がSNSで、毎日じゃ無いけど長年細々と続けているシリーズ。
それが

「装丁の想定」

本の表紙をイメージしたイラストと、時には手前味噌ながら装丁デザインもしてみちゃってるよ!というシリーズです。
お仕事履歴ではありません。こんな仕事がしたいですというアピールです。
もし私にこの本の装画をご依頼いただけたら、こういう絵を描きますよと。

実は初めて装画のお仕事をいただけたのは、この活動がきっかけです。
このシリーズをtwitterでご覧になったデザイナーさんからご依頼いただけました。
デザイナーさんも編集さんもお忙しくて直接お会いしてはいただけない場合が多いので、SNSさまさまです。

ユータヌキさんもおっしゃっていましたが
「自分、こんなことができますよ!」
「こんなことがしたいですよ!!」

と言い続けていると、そういうお仕事をもらえる率が上がると思います。
発注側も「この人ならこういうのを頼めるかも!」と具体的にイメージさせるものがあったほうが助かるんじゃないかな〜と。


数あるSNSの中でも、noteでしたいこと

私は、一冊の本のようなひとつの世界観をつきつめて、丁寧に一枚を描くのが好きです。
noteも、そういうことを発信していきたいと思って始めました。
個人ブログでなくSNSで、絵と文章で、それなりのボリュームを読ませる場がほしい!と思っていたのです。

↑こちらのマガジンは実際にいただいたお仕事の紹介とメイキング集。
記事を書くにはそれなりに時間がかかりますが、
出来上がったイラストだけでなく、そこへ至るまでにどういう思考プロセスや軌道修正を経たかを見てもらえたらいいな〜と。
自分自身、ひとのお仕事の舞台裏話がだいすきなので。
クライアントさんにはお仕事発注の参考として、
そうでない人には単純に読み物として楽しんでいただけたら嬉しいです。

ちなみにnoteを始める前は
営業用の無料配布ポートフォリオへ、レポ漫画を掲載していました。
それを個人ブログやtwitterでも公開、と。
しかしこれは紙で見せるために描いていたのでwebでまとめるにはちょっといろいろ面倒だったり。このあたりもちゃんとしなきゃなーとは常々…



SNSを通してつながった人

今回のイベントでは、トークも興味深かったですが
ユータヌキさんと直接お話できて繋がれたのが楽しく、嬉しかったです。
またそこでは
たとえばフォロワー1000人の人が7人集まってお互いを紹介すればそれだけで7000人にPRできるじゃん?そうやって盛り上がっていけたらいいよね〜
という話をして、そうだよな〜と思ったのでここで実践していきます。

タケウマさん

コンセプチュアル・イラストレーションの名手。
皮肉 と遊び心がきいててかっこいい。
関西のイラストレーターユニットなりゆきサーカスメンバーさん。
twitterでタケウマさんの方から声をかけてくださったのが知り合うきっかけでした。なりゆきさん主催イベントにもたびたび参加させていただいております。とてもフットワークが軽く気さくな方です。

橋本ナオキさん

『毎日でぶどり』というゆるかわシニカルな漫画を描かれています。
毎日ってすごいですよねほんとに。
インスタのフォロワーは11万2000人!
2019年上旬には書籍化の予定だそうです!

ZIMMAさん

なんと大学の後輩でした!
宝塚大学(元・宝塚造形芸術大学)在学中にお話をしたことはないんですがよもやこんなところで…縁ってふしぎ。
飲み会ではおしゃべりしながらもテキパキお肉を焼いてくれました。
絵はトガッているけど気配りできる方だな〜と感じました。

楽しかったです!
こういうイベントではお勉強したい〜という気持ちももちろんあるんですが
みなさんの行動力と瞬発力、そして活動を楽しんでいる空気に触れたい!というのが大きいです。
大学を卒業しちゃうと、作家活動を続けている友達自体が減ってくるので…そういう話をガッツリできる場は貴重。
(だいたいみんな個人主義だから誘われないと飲みにもいかないしな?)

ちなみに今回のイベント参加のきっかけは、なりゆきサーカスのサタケさんが「参加する!」とおっしゃっていたからです。
ユータヌキさんをはっきり認知したのもサタケさんがきっかけ。
イベント後即座に感想ツイート&noteを綴る瞬発力が本当にすごい。
(一方私は39度の高熱を出して寝ていました。こういうとこで差がつく)


主催の柿プロお三方とはあんまりお話できなくて残念だったな〜またの機会があると嬉しいです!

柿間久留乃プロダクション
かわぐちまさみさん・さらえみさん・tica ishibashi​さん
関西で活動されている個性豊かな3人のイラストレーターユニットです。

次のトークイベント登壇者は
上田バロンさん!

…なんと募集開始から18時間で申し込み定員70名超えとのこと。
宣伝するヒマもなかった…すごい…

上田バロンさんとは、
大阪の書店スタンダードブックストアでのイベント「透明な梯子」で初めてお会いしました。あちらは覚えていらっしゃらないでしょうが…!
かわぐちさんの漫画のように、とても気さくなお方でした。
とにかくかっこいいのでご存じ無い方は見てください!!


なんだか情報量が多すぎてまとまらないかんじになってしまいましたが…^^;
世の中にはすごい人おもしろい人がいっぱいいて、SNSでは意外にスルッとそんな人たちとも繋がれたりするし、すごい人おもしろい人たちはちゃんと現実にも存在していて、会おうと思えば意外にスルッと会えるのでした。
これからもマイペースにこういう輪を広げていきたいなぁ。

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