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帰ってきた鬱病旦那

だいたい1年ぶりです。鬱病旦那の方です。

 近況報告しますと、うつ病になった会社を休職期間満期で退職しました。
 2年半療養生活をおくっていますが、退職に伴い会社との手続き上のやり取りは本当に精神的にきついです。どうキツイかというと、頭が痛くなる、体が重い、何をしたらいいかわからなくなる、息苦しい、動悸がする。といった症状が出たのを覚えています。
 ただ、完全に会社から離れたことで肉体にずっしりと来ていた漠然とした重さが日に日に少なくなっていっているのを感じています。
 ここまでに至るまで、いろいろなことを経験し、勉強をしてきたのでこれからはここに書き残していこうと思います。


Q:会社を休職・退職してどうやって生きていくのか?

こんな疑問を抱くのではないでしょうか。私の場合は傷病手当に完全に頼りました。それとプラスして自宅療養の特約を付けていた保険から生活を続けてきました。あと半年は出るのでしっかり療養していこうと考えています。貯金があるのでそれも切り崩してでも、元気に生きている状態に回復することをめざしています。
無理をして社会復帰して再発する話を沢山聞いてきました。その人たちに共通することが、「お金が心配で」という言い訳です。自分も親の世代がよく言っていたので洗脳されて何も考えずに馬鹿みたいにお金の心配をしていました。でも、体を壊して病気になって2年間休んで回復してきた頃、知識を増やすことに力を入れていたのですが、どの本を読んでもお金持ちになるためのマインドや習慣、考え方は書いてあるのですが、具体的な方法は書いてないことがわかりました。でも、どの本にも共通して書いてあることがありました。それは「休養すること」です。
 健康状態が悪いままでお金を稼ごうとしても病気なんだから無理はできません。もちろん健康でも無理はいけません。ですが、うつ病ではそもそも正常な状態とは真逆なので、ハローワークに手続きに行くことすら動悸や過度な疲労に襲われます。(受給期間延長手続きに行った時の経験から)
よって、冷静に考えることができれば、欲しいものやサービスと交換するためのお金というツールを得るために自分の健康を犠牲にするには健康の貯蓄が足りないと気付くのです。
最も大事なことはお金を心配することでなく、これからの生活を心配することでなく、今の自分自身の健康を心配することです。

Q:鬱病旦那はどんな選択をしたか
 退職して一か月(療養期間2年7か月)たちやっと運動を本格的にはじめました。いままで運動は、散歩などを体の状態がいい時に30分ほどしていましたが、毎日何もできず、本を読む力もなくベッドの上で過ごしている時間が多かったです。会社と完全に切り離されて無関係になったのがいいほうに働いていると考えています。

Q:なぜ会社から離れると体が前より動くようになったのか
 辛いことの先には辛いことしかありません。(経験談)
よく上の世代が脊髄反射でいう「辛い今を絶えれば楽(幸せ)になれる」と偉そうにいってますが、再現性はあったのでしょうか?
私は考えてみたのですが、この辛い思いには条件がありました。

A;条件
自分でコントロールできるかできないか。

非常に簡単です。自分で考え、行動して何かを得ようとした際に起こる結果が出ないなど辛い期間は達成するか、あきらめるか、手放すかで終わります。また、この辛さは途中経過を変化として楽しめます。
しかし、自分以外の全てのものから与えられた辛さは終わりは自分で決められなくなります。自分で始めなければよかったじゃんと言われるだけの疲弊する辛さです。コントロールできないものやコントロールされてるものは会社や部署、同期や同僚、学校で言うとテストやクラスメイトなど多岐にわたります。

まとめ
運動でも、どんなに鬱予防にいいといわれても、うつ病の私にとってやりたいと思い体が動けるほどに回復するまで無理にはやりませんでした。
嫌だなと思いを無視して続けた会社でしてきたことを反省せず同じことを繰り返しても成長ではなく馬鹿の一つ覚えで終わりです。
なので、簡単に体が動くように家にいる間は整体や接骨院の先生のyoutubeを見ながらストレッチしています。そして決まった時間(12時・17時)に何をしていても手を止めて、運動に外に出ることにしました。高低差のある土地を上ったり下りたりしながら色々な家を見ながら歩いています。
なぜ決まった時間に運動するかというと、無駄な思考をしないためです。同じことを繰り返していると、なぜそれをやっているのか、なぜこうなのかなど正常な思考が止まり、機械的に何の考えもなくこういうものだと思考停止した状態で続けるのに心理的な壁がなくなるからです。つまり馬鹿になっていかに楽をするかということに重点を置いた習慣術だと思っています。

なんだかんだ言いながら一番やる気をあげてくれてるのは「ザ・きんにくTV
 2nd」が知識とやる気と元気をくれてます(^^)/www

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