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実感マイナスなのに、先進国のマーケットが沸騰

世界の株式市場が、復活へ暴走中です。

3月中旬、新型コロナのショックが世界を震撼させ、先進国を中心にマーケットが1929年の「世界恐慌」を彷彿とさせる暴落を見せました。インターナショナルに飛び交っていた航空機が突然飛ばなくなり、これも世界の原油需要を消滅させました。

2020年3月23日、NYダウは18591.93ドルと今年の最安値を記録しました。
この日からちょうど1カ月ほど前の2月12日、史上最高値29551.42ドルを記録したばかりでしたから、何と、10959.49ドルと1万ドル以上も下落したのです。

同じように、日経平均は2020年3月19日、今年の最安値16552.83円を記録。この日から約2カ月前の1月20日、近年の最高値24083.51円をつけていましたが、こちらも7530.68円も暴落したことになります。

魔の3月から、わずか2ヵ月あまり――。

NYダウは5月27日の終値が25548.27ドルと安値から+37.4%の復活、日経平均も5月28日の終値が+32.4%の復活となっています。

最安値の時に米株を1万ドル購入していたら、現在37.4%の含み益、つまり単純計算してその株は1万3740ドルとなっていることになります。日本株もしかりで、日本株を100万円購入していたら1,324,000円になっていることになります。※手数料、税引前の換算です。

このようなマーケットの動きを、誰が想像したでしょうか?

実感ないのに2

20.315も、この3カ月間、日々物色しながらタイミングを見ては売買を繰り返しました。その成果として日米の株で40万円ほどのキャピタルゲインを得ましたが、運用資産から見れば正直、大した金額ではありません。400万円だったら、ちょっと自慢するんですけどね。笑。

ただ、現状でも含み益が+40%以上の株もありますので、タイミングを見ながら一部売却する予定ではあります。

それにしても、マジな話、まるで実感のないマーケットです。

2020年3月期の決算発表を先延ばしする企業が続出して、利益が急減した企業も多く、上場企業の中で4社に1社が赤字決算という報道もあります。売上高や利益予想を「来期は未定」と発表する企業が相次いだことも投資家を不安にさせます。

もちろん一部のデジタル関連企業や薬品、食品関連、スーパー関連等の企業では、このような状況下でも株価がしっかりしている所があるのは事実です。中には、最高益をたたき出した企業もあります。

それでも、世界で、

「モノが売れてしょうがない!」
「サービス消費が盛んだ!」
「満員御礼!」

という景気のいい話題は、全くといっていいほどありません。
にもかかわらず、株価は復活中です。

5月27日、日本政府は第2次補正予算案を閣議決定しましたが、1次補正その他を合わせて230兆円の巨大な規模となります。アメリカは300兆円かそれ以上、EUは220兆円かそれ以上・・・になりそうです。

先進国のこうした財政的支援が株価に反映しているんだ、といわれればそうかもしれません。

20.315は実は小心者なので、矢継ぎ早に繰り出す先進国の政策に、「こんなん、社会主義のベーシックインカムと変わらへんで?資本主義でそんなもん長期的、継続的にできるわけないやろ。どっかで歪が噴出して、ガツンと反動あるんちゃうか」と思ってしまいます。

エコノミストの中には「V字回復ではなくW字回復だ」とか「トランプ大統領再選で、年末に向けてダウは3万ドルをうかがう」とかマーケットの予測について世間は喧しいですね。

上昇中は「超楽観論」が台頭してくるのが、本当にアメリカらしいです!

※冒頭写真は新宿付近、中段写真は豊洲付近。いずれも20.315が撮影。
※投資は自己判断でお願いします、です。



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