見出し画像

リハビリ勤務がしんどくなり始め、婚活の嫌な思い出が蘇る

リハビリ勤務が始まり2週間が過ぎた。はじめのうちは久しぶりの職場、周りに人がいる環境に慣れなさを感じつつ作業自体はわりと苦にならずにできていた。

それがここに来て急激に気持ちが落ち込み、休職前に感じていたような気持ちがよぎるときがある。「しんどい思いをして働いて何になるのだろう?」という虚しさ、「自分の人生なんてこの先知れてるのに」という諦めやいじけた思いがまた頭に浮かぶ。

意外とリハビリ勤務も順調かも、と思っていたが、心が暗い方暗い方に行きがちだ。

急に気持ちが下がったきっかけは思い当たる。作業量が多いので複数人で分担している仕事があるのだが、伝達がうまくいかず、私が他の人がすでに済ませた作業を重複して行ってしまった。そのときに上の人から「途中でちゃんと確認しないと」と言われたことがやけにグサッと心に響いた。

確かにいつもより分担された量は多いと感じたが、私としてはその日はわりと気分がよく張り切って作業しているところがあった。自分が少しでも量をこなせば他の人が楽になるとも思ったりした。

だけれどそれらが余分な作業になってしまった上、ちゃんと確認しないことを責められたように感じてしまった。

この程度のことは仕事をしていれば起きてしまうことだし、激しく叱責されたわけでもないのにそれだけで急に気持ちが萎縮してしまう。

別に致命的なミスをしてしまったわけでもないのに。

帰宅しても嫌な感じが続くため、セルフ認知行動療法でネガティブな気持ちをなるべくポジティブな気持ちに書き換えてみたりしたが、気持ちは晴れなかった。

逆にちょっとしたことで負の気持ちが次々浮かんでくる自分を実感してより嫌になった。休職中から時々認知行動療法を自分でやってみているのだが、気持ちがある程度安定していない人には逆効果になるとネットで読んだ。

確かに落ち込んでいるときに認知行動療法を一生懸命やってもあまり良いことはない。

毎日職場に行けている自分をまずは認めてあげようと思っても、周りに認められることの方に重きを置いてしまう私は周りのちょっとした言葉や仕草に過剰に反応してしまう。特別意味のないことにネガティブな意味付けをしてしまったりする。

以前に婚活をしていたときに担当のカウンセラーさんから「あなたは晴れているときでも傘をさしている感じだよねぇ」とよく言われたが本当にそんな感じ。

話は脱線するが、そのカウンセラーさんの結婚相談所は今はもう退会したがお世話にはなったもののカウンセリングで嫌な思いをすることもわりとあった。

幸せな結婚のために自分を愛そう、好きになろうという感じで心理カウンセリングを売りにしている相談所だった。私はそれ以前から婚活をしていて、いつも同じようなつまずきを繰り返していた(交際しても仲が深まらない。親しくなれる前に交際が嫌になって距離を置いてしまう)。また生まれた家へのコンプレックスなども感じていたため、「ここだったら今度こそうまくいくのではないか」とカウンセリングに通った。

あるとき言われたのが、「あなた(私)と話していると私(カウンセラー)がいない感じというか距離を感じる。他の会員さんは婚活の話だけじゃなく私自身にも関心を持ってくれているのが伝わる。あなたはそういうのが感じられない」というようなことだ。

当時交際していた人とうまくいかなくなった時期でもあったので、この言葉にはだいぶ傷付いた。結婚を目指すならパートナーとなる人だけでなく、色々な人に関心を持って接することが大切だという教えだったのだが、なんだか自分が冷酷な人間のようでショックだった。

他の会員さんを引き合いに出されたのも嫌だった。

確かに私はそのカウンセラーさんにそんなに関心は抱いてなかったし、日頃から他人への関心は薄いと思う。また、仮に好意があっても他人への気持ちを現すのはとても下手だ。心の中はいつも色々な感情が渦巻いて疲れるくらいだが、知らない人には淡々とした印象を抱かれるかもしれない。

でも、カウンセラーだからなんでも言葉にして良いのだろうか。やろうとしても感情表現がうまくできない人だっている、他人と過ごしたり、ましてや暮らしたりなんて向かないんだろうなと思っても交際や結婚をしてみたい人もいる。

相談所ではありのままの自分を受け入れようという話もあったが、どうにも私にはそのカウンセラーさんと話すほど逆にありのままの自分じゃ駄目なんだなと思うようになった気がする。

その相談所が合っていて成婚された方もいるし、今の自分の気持ちが落ちているからなのか評判を貶めるようなことを書いてしまった。名前を出していないので許してほしい。

私にはそこは合わなかったと思う。というより他人になんやかんやと自分のことを言われるのが嫌なのだ。結婚相談所に入会して婚活をするなんて無理があったかもと思いつつ、懲りずにその後も別の相談所へ入会してしまったが・・・。(こちらも結局仕事を休職したため、今は休会している。)

リハビリ勤務の話から婚活の思い出になってしまった。このように落ち込むと他の嫌な記憶まで蘇って、さらに落ち込むから困ったものだ。じっと感情の波が過ぎ去るのを耐えるしかないのか。

幸い今のところご飯はちゃんと食べられているし、睡眠も取れているほうだ。好きな読書、映画鑑賞もできる。

でも虚しいんだな。苦痛な気持ちから逃れたくて短絡的に死にたいとか思ってしまう。本気のはずはない。だけど、落ちこむ→なんとなく死に思いを馳せるが習慣になってしまっているのだ。

実際に自殺してしまう人はその前に「死にたい」などと口にしないというが本当なのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?