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ニュース記事の感想/2023年4月28日

ニュース記事に対する記事主の感想(2023年4月28日)です。

【速報】「配達中にドアで挟みケガした」指の一部は60代の配達員男性のものと判明 男性は切断後も「配達続けた」路上で小学生が指の先端部分見つける 京都府警

4/25(火) 22:25

4月24日夕方、京都府舞鶴市の路上で、人の指の先端が見つかりましたが、その後、指の先端部分は京都府舞鶴市に住む配達員の60代の男性のものであると判明しました。

24日午後4時14分ごろ、舞鶴市朝来西町の路上で、帰宅中の小学生が道路上で指の一部を発見したということです。

小学生はその後母親に相談し、母親から「人の指が落ちている」と警察署へ電話があったということです。

発見されたのは爪が付いた状態の指の第一関節部分の約2cmで、男性のものとみられています。切断面は刃物で切られた形跡はなく、腐敗はしていないということです。

当初、周辺で血痕は確認されていないということでしたが、25日午後になり現場付近に「血痕がある」という通報があり、周辺で防犯カメラの捜査を行ったところ、舞鶴市に住む60代の配達員の男性が浮上したということです。

警察が男性に話を聞いたところ、男性は配達作業中で「配達中にスライドドアに挟んでケガをしたが、配達を続けた」と話していて、その後も医療機関には行っていないということです。

警察は事件性はないと判断しました。
MBS NEWS

【速報】「配達中にドアで挟みケガした」指の一部は60代の配達員男性のものと判明 男性は切断後も「配達続けた」路上で小学生が指の先端部分見つける 京都府警MBS NEWS

「怖っ!」となったニュース。
京都府舞鶴市での出来事。

「小学生が帰宅中に路上で切断された人間の指を見付けた」
「警察が調査した所、運送業の配達に従事する60代の配達員が、配達中にスライドドアに指を挟んで指を切断したが、そのまま配達を続けた事が判明」
「警察は事件性は無いと判断」

いやいやいやいやいや、事件性は無いで済ませて良い話じゃないよ、これ。

まともに考えれば労災でしょ、これ。

事故で指を切断した配達員は、そこで即救急車を呼んで会社に報告するべきなのに、そういった対応を一切せずにそのまま配達を続けたという話。

ブラック労働極まるという印象を受ける。

60代になってまで働き続けないとならない今の日本だからこそ起きた事故と言えるかもしれない。
昔なら60歳を過ぎたら定年退職して退職金と年金で悠々自適な生活が送れると言われていたが、そんなのは最早神話。

これから先、今の日本の労働環境が改善されなければ、こういった事故は増えてしまうかもしれないと考えると、実に心苦しいニュースだと思いました。

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