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在宅介護について

こんにちは!今日は在宅介護についてお話していきたいと思います。

在宅介護について

日常生活に支障がない病気や、家族等と同居しており支援が受けられる方は在宅介護を選ぶ場合が多いです。病気を受傷し身体機能を失った悲しみや将来についての不安を抱えている事でしょう。家に帰れるという事は、そういう方たちの一筋の希望となります。住み慣れた地域に帰りたい。家族と一緒にいたい。これは多くの方が望まれる欲求です。しかし家に帰るとなるとそれなりのリスクは必ず付きまといます。

昨年、祖父が脳出血で倒れました。小さな頃から一緒に遊んでもらっていた祖父なだけに非常に悲しくなりました。幸い命は助かったのですが左半身が麻痺し、車椅子での生活となりました。実家が田舎の一軒家であった為、住宅改修を行い段差の解消や、車椅子で段差を乗り越えるリフトの導入。福祉車両を購入し万全な体制を整え祖父は退院しました。しかし先日電話があり、車椅子からベッドへの乗り移りの際祖父を床に落としてしまったと。その場にいたのは祖母と母だけでしたので床にいる片麻痺の祖母をベッドへ引き上げる事は困難です。自宅では乗り移りでさえも怪我に繋がるのです。また乗り移りはコツをつかめば少ない労力で可能ですが、慣れない方だと腰への負担となり腰痛の原因となります。怪我の程度にもよりますが、自宅復帰では家族の共力は必要不可欠です。しかしそれは家族への負担に繋がります。負担軽減の為、介護サービスの利用や移乗などの動作をリハビリスタッフ等に指導して頂く事をおススメします。またリハビリスタッフ等が自宅へ出向き患者様の状態に合わせた住宅改修についてアドバイスを行う事も可能です。病院でしてもらえなければ訪問リハビリ等で行う事も可能だと思いますので気軽に担当セラピストなどに聞いてみてください。



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