２０２２年 年明け少しして、

自分の内側に「恐怖」が生まれたので、

それを継続個人セッションで観ていくことを決めた。

（僕の生育の暦は：https://note.com/2929nqnq/n/n7d5f2776239c）

今回はセッション第２回目について、徒然なままに。

（初回セッション内容はこちら：https://note.com/2929nqnq/n/n2062cb9b54cb）

テーマは前回に引き続いて

「（父・木内家 家系への）怒り」。

ちなみに、

今回のセッション内容を心理学的な観点から観ると、

① バース（胎生期）トラウマは確かにある。

② 幼少期になるほど、自分（自我）が未完なので

　自分以外の近しい人（へ）の想いが記憶に混じる。

の２つポイントだと思う。

当然ながら、

① バース（胎生期）トラウマからの解放。

② 『自分』と「近しい人」の想いを区切る。

がアプローチとしても有効である。

では内容についてだが、

今回最初に浮かんできたのは、

幼少期に父から言われた

「泣いても意味はないから

　現実に沿って論理的に一つ一つ行動しなさい」

という発言から。

僕個人としても行動することは

とても大切だと思っているが、

でも父からの“司令”によって今でも

自分が操縦されており、

「行動していない僕ではいけない」

という否定的な気持ちが確かにある。

そして、

そう“司令”してきた父に対しての

怒りを感じると思いきや、、、、

僕の内側にすぐ出てきたのは、

「父も大変だったんだろうな」

という同情にも似た想い。

戦後すぐの父が小さい頃に、

美術教師だった祖父が癌で亡くなった。

その後の小さい頃の父はきっと

「悲しみや怒りといった感情はおいて、

　まず日々を生き抜くために行動しなくてはいけない」

と自らに課したのだと思う。

小さいくしてそのことを自らに課した

父は本当に大変だっただろうな、、、、

と思えてすぐだった。

僕の内側には新たな思いがむくむくと

芽生えてくる。

「そうだとしても、

　“行動しなきゃいけない”を押し付けてくるな」

という怒りである。

身内（父）に対して、

怒りを感じることを許可することは

本当になかなか苦しいことで、

でもそれでも確かにまだ

父に対して怒っているのだ。

この時 身体は右腕が硬直するほどに

強烈に握りしめる動作で怒りを表していた。

そこで急にまた別の人物の顔が浮かぶ。

今度は母の父（母方祖父）の顔だ。

母方祖父は都内で多くの土地を持っていた人物。

ところが親族で争うのが嫌で土地の権限を放棄した。

その結果 母の家族は生活にとても苦労した。

そういう母方祖父に対する怒り。

「なんで男としてしっかり母を守らないんだ！」

という怒り。

小さい頃から「男らしさ」が

最も嫌いな自分がまさか、

「男としてしっかりしていない！」

ということに憤るなんてびっくりだった。

そしてまたすぐに場面は変わる。

今度は真っ暗で寒いどこか。

小さい頃に大好きだった押入れの中! ?

と思ったがどうやら違うらしい。

そう！

生まれる前のお腹の中であると僕の感覚が言っていた。

そしてまた出てくる怒り。

今度は

「同居している姑（父方祖母）と折り合いの悪かった私（母）を

　なぜあなた（父）は助けてくれないのか」

という母の気持ちが内側から出てくる。

これもまた強烈な怒りである。

しばし溢れる怒りに身体ごと震える。

身体の反応がひと段落つき、

その後 セラピストがこう言う。

「近しいとはいえ、

　両親が感じている気持ちと

　あなた自身が感じている気持ちを

　切り分けていったほうがいいだろうね」、と。

そう言われて、

そのことに同意したい僕と、

でも内側に生まれてくる寂しい気持ち。

あれだけ大変だったであろう

若かりし父や母を一人にしてしまうことへの

心配、悲しさ、罪悪感、そして寂しさ。

そして同時に、

父も母も心底好きだと言うまぎれもない気持ち。

両親への両価的で複雑な気持ち。

寂しくも喜ばしい、

そういう『想いの臍の緒』を断ち切って、

僕は新たに生まれる。

そういう時期に来ていることがわかる今回。

そういう第２回セッション。

そしてなぜか、

東方区大震災の記憶が浮かんでくる僕。

これはまた第３回に続く予定（笑 ？）

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